クリエイタースペース予約アプリ運営「Billyo」、TIPS選定

クリエイタースペース予約アプリ運営「Billyo」、TIPS選定

クリエイターのためのスペース予約アプリ「Billyo（ビリオ）」と、空間運営者および提携空間ホストのための統合管理SaaSソリューション「Billyo Partners（ビリオパートナーズ）」を運営するBillyo（代表アン・ジュンヒョク）が、中小ベンチャー企業部の技術創業投資プログラム「TIPS（ティップス）」に選定されたと29日明らかにした。

中小ベンチャー企業部が主催するTIPSは、民間投資会社が有望なスタートアップを発掘し、技術開発と事業化を支援する民間主導型の技術創業育成プログラムだ。Billyoは今回のTIPS選定により、2年間最大7億ウォン（約7738億円）の研究開発費と創業事業化、海外マーケティング支援金を受けることになった。

Billyoアプリは、国内外にある▲撮影スタジオ▲ダンス練習室▲音楽練習室▲ホリゾントスタジオなど、クリエイターのためのスペース予約と、そのスペースを使うクリエイターのためのコミュニティサービスを提供している。クリエイターをはじめ、エンターテインメント企業、MCN、スペースホストなど、累積ユーザー数90万人を超え、急速に成長しており、特に海外ユーザー比率が30%に達し、グローバル市場で影響力を拡大している。

今回のTIPSプログラムでBillyoは▲クリエイター別カスタマイズされた空間推薦機能の高度化▲重複予約問題の解決▲空間売上および運営分析機能を強化し、使用利便性を高める予定だ。

Billyoのアン・ジュンヒョク代表は「クリエイター市場はグローバル規模のみ134兆ウォン（約14億8000万円）、活動人数が3億人に達し、tiktok（ティックトック）やユーチューブなどでまだ成長中」とし、「初期クリエイターが経験する”どこで撮るか”と”どうやって始めるか”の悩みを解決できるクリエイター代表プラットフォームとして位置づけられるだろう」と述べた。

一方Billyoは、グローバルアクセラレータであるSparkLabs（スパークラボ）、Rising S Ventures（ライジングエス・ベンチャーズ）、infobank（インフォバンク）、CNTTECH（シーエヌティーテック）などからシードおよびプレA資金を調達し、昨年、グローバル企業協業プログラムであるGoogle Play（グーグルプレイ）の「チャング4期」にも選定され、アプリサービスのグローバル拡張性と成長性にも可能性を認められた。

原文：https://www.besuccess.com/%ed%81%ac%eb%a6%ac%ec%97%90%ec%9d%b4%ed%84%b0-%ea%b3%b5%ea%b0%84-%ec%98%88%ec%95%bd-%ec%95%b1-%ec%9a%b4%ec%98%81-%eb%b9%8c%eb%a6%ac%ec%98%a4-%ed%8c%81%ec%8a%a4-%ec%84%a0%ec%a0%95/