韓国・ソウル近郊の京畿(キョンギ)創造経済革新センター(キム・ウォンギョン・センター長、以下「京畿革新センター」)は、24年度創業跳躍パッケージ投資並行型支援事業に選定された「NETSTREAM(ネットストリーム、サン・ヒョンテ代表)」が韓国ベンチャー投資(KVIC)を通じて将来株式取得略式契約スキーム(以下SAFE)資金調達をしたと7日、明らかにした。
今回のSAFE投資は、韓国ベンチャー投資が創業振興院の創業跳躍パッケージ投資並行型支援事業と連携し、創業振興院が投資企業を選定して事業化資金を支援した後、韓国ベンチャー投資がさらに投資デューデリジェンスを経て直接投資を執行する方式で契約が締結された。SAFE投資は、初期スタートアップが資金を調達する際に投資する方式で、複雑な株式評価プロセスが省略され、迅速な投資決定が可能なのが利点だ。
NETSTREAMは自社のすべてのサービスに生成型AIを積極的に活用しており、中でもモバイルRPGである「チャットアルフィジー2」は前作である「チャットアルフィジープラス」を継承したモバイルゲームで、LLM AIを活用してユーザーが自分で作るシステムやテキストログバトルを通じた成長システムなど、RPG本来の楽しさを提供することに集中しており、25年第1四半期のベータサービス開始を目標に開発に取り組んでいる。
その他、AI企業教育診断マッチングプラットフォームである「iDoo(アイドゥー)」も最近MVP開発を終え、10月16日から3日間行われた1次ベータテスト期間中、40社のHR担当者が「iDoo」を通じて法定義務教育機関とマッチングし、委託教育を受けるためにNETSTREAMと教育マッチング申請書を締結した。
今回のベータテスト結果で確保されたiDooの満足度調査を通じてNETSTREAMが注目した点は、高いサービス信頼度と再利用の意思を表明した利用者が80%を突破したことだ。同社が仮説として設定した企業教育市場の問題点と市場でのiDooに対するニーズを検証したことは励みになると同時に、次の事業および開発マイルストーンの設定に必要な肯定的な指標を多数確保できたとしている。
現在、NETSTREAMは、生成型AIを活用して開発中のサービスの開発高度化に必要な人材の採用と、BM検証のための財源を確保するため、Pre-A投資ラウンドをオープンした。
NETSTREAMのサン・ヒョンテ代表は、「韓国ベンチャー投資(KVIC)からのSAFE資金調達を通じて、当社のAI活用技術力と事業性が認められ、生成型AIの登場により、多くの産業群に革新が起こると予想している。当社は、人間が生み出すパフォーマンスを上回り、代替できる分野で生成型AIの融合が加速すると予測しており、その第一歩としてゲームや教育分野で活用できるAI Agentの開発に集中している。NETSTREAMは今後、融複合コンテンツ及びサービス開発の技術力を基に、企業教育分野を革新する企業になる」と意気込みを語った。
NETSTREAMは、2024年度中小ベンチャー企業部(省)起業振興院の起業跳躍パッケージの支援事業に選定され、主管機関である京畿(キョンギ)創造経済革新センターの事業化支援、メンタリングなどのオーダーメイド支援を受けている。
<報道資料提供:NETSTREAM>