EpopSoft-パク・ジョンフム代表
パク・ジョンフム代表理事は、1996年に大学入学と同時にゲーム会社であるネクソンに入社し「タクティカルコマンダー」「クレイジーアーケード」など有名ゲーム開発を多数主導した経歴を持つ。2008年、チェ・ヨンミン氏と共同創業したゲーム開発会社J2Mソフトがエレクトロニクスアーツ(EA)に買収されたことを機に、本格的に英語の学習を始める。2018年、自身の英語学習経験を基にAI英語学習アプリを開発・運営するためEpopSoftを創業。
-創業のきっかけは、英語習得に苦戦した自分自身の経験
弊社は、AI 英語学習アプリを作っている会社です。2018年に韓国でこの会社を設立し、今年で7年目になります。
実は私の個人的な経験が、このアプリを作るきっかけになりました。
2008年に、私が立ち上げたゲーム会社が技術力を認められ、グローバル企業に買収されることになったんです。 その結果、必然的に毎日の仕事で英語を使う必要性に迫られました。
仕事をする時は、母国語話者同士であっても、コミュニケーションを間違えると誤解や齟齬が生じたりすることがありますよね。これを英語でやらなければならないわけですから、大変じゃないわけがないんです。国が違えば、文化やコミュニケーションの方法も違うし、言葉そのものに含まれる意味やニュアンスも異なります。毎日、仕事をしながら、必死に英語を習得しました。
そしていつしか「英語を習得する中で私自身が苦労したことや、英語話者になったからこそ分かる英語学習のコツを社会に還元できる方法はないか」と考えるようになりました。
ビジネスの場でリアルな英語を習得した私は、英語学習の肝は、毎日英語に触れることだと思い知らされていました。そして自分の成長を感じられる成功体験が、モチベーションに繋がることも、身を持って経験していました。
単語や例文を書き写してひたすら暗記するという英語学習よりも、はるかに楽しく、しかも成功体験を積み重ねながら勉強できる、そんな学習ツールがあったら、どんなにいいだろう。
自分の経験を元に、開発できないだろうか。そんな思いから、このアプリ開発は始まりました。
-「英語を学びたい」、その学習意欲に寄り添うため随所に散りばめられた工夫
ありがたいことに、弊社のアプリは創業以来、着実に実績を伸ばし、韓国のAppStoreやGooglePlayの教育カテゴリでも、常に上位にランクインし続けています。全世界では600万ダウンロード、日本国内でも30万ダウンロードを達成しました。(2024年10月現在)日本国内のユーザーを年代別に見てみると、20代〜30代のユーザーが半分程度を占め、10代が20%、40代〜50代も20%ほどです。
日本でこれほどまでにダウンロード数が伸びた理由の一つには、“日本人の英語学習への高い関心”があると考えています。日本人の多くが、英語を話せるようになりたいと考えているんです。そして私には、その気持ちが痛いほど分かります。
英語は、一朝一夕で習得できるものではありません。ダイエットと同じで、継続することが何よりも重要です。
しかし、いくら本気であっても、忙しい毎日の生活の中で、継続的に英語を勉強することは、本当に大変なことです。それに、人間誰しも、どうしてもやる気が起きない時もあります。そこで我々は「明日もやりたい」「今週はここまで達成したい」とユーザーの学習意欲を長く維持できるように、アプリの随所に工夫を凝らしました。
自分のレベルに合った勉強を、ゲーム感覚で楽しめる。隙間時間を有効活用できて、クイズ形式で成功体験も積める。
英語学習の本質を突いた画期的なアプリだと、自負しています。
2024年4月に弊社が独自に自社のブランド認知調査を行った際にも、弊社英語学習アプリのイメージは、1位が「面白い」、2位が「便利」、3位が「負担がない」という結果が出ました。
このアプリでの英語学習を通して「今日も英語を勉強しなければならない」という強迫観念のような考え方から、「成長が嬉しいから明日も英語を勉強したい」という自発的で前向きな考え方を持つ方が増えていくのなら、こんなに嬉しいことはありません。
-“生きた英語”にこだわったアプリ開発
弊社アプリの一番の強みは、徹底的に“生きた英語”にこだわって作られていることです。
日本語にも「文法は合っているけど、そういう言い方はあまりしない」という表現は、たくさんあると思います。英語も同じです。言語は会話のツールですから、語彙の数はもちろん、相槌や聞き返し、そして比喩表現を知っていれば知っているほど、コミュニケーションに深みが出て、相手との距離感も近くなります。
私は、世界中に愛される英語学習アプリを作るのであれば「日常生活やビジネスの場で、すぐにでも使えるような表現」を勉強できるように開発しなければ意味がないと思いました。
そしてこの目的を達成するためには、伝統的な英語教育に詳しい人よりも、今、世界で実際に話されている英語に詳しい人が開発に携わった方が良いと判断し、弊社のコンテンツチームを、英語が母国語ではないものの、通翻訳者など長年にわたり英語関連分野に携わってきた専門家と、英語という言語の使い方に精通しているネイティブスピーカーで構成しました。
外国語として英語を習得した人にしか分からない英語の難しさと、英語のネイティブスピーカーにしか分からない英語という言語の概念や使い方を、両方網羅した上でアプリを作るためです。
上記コンテンツチームのメンバーが、それぞれの観点で、映画やドラマ、バラエテイなどで実際に使われている英単語や表現を収集して分析し、ひと昔前まではなかった新しい言葉までカバーできるような体制を整えています。
このように、私たちのアプリは、英語学習者がリアルな場面で即座に使える表現を学べるよう、徹底的に工夫されています。
-初心者から上級者まで楽しめる、柔軟かつ効果的な学習システム
Epopの学習システムの特徴は、初心者から上級者まで幅広いレベルに対応していて、日々変化するユーザーの英語のレベルに合わせて勉強できるという点です。学習の難易度は、語彙レベルによって30段階に分けられています。
この語彙レベルは、ネイティブスピーカーが実際にどれほど頻繁にその語彙を使うかを基に分類されていて、最も頻繁に使用される語彙を学ぶレベル1から、使用頻度の少ない語彙を学べるレベル30まであります。
また、Epopは、誰にでも分かりやすいシンプルなデザインで、初めてアプリを利用する人でも、「今日の学習」というボタンを押すだけで、すぐに学習を始められます。さらに、クイズの回答を間違えた際には、分かりやすい説明がついた『解き直しノート』を活用することで学習内容をより深く理解することができ、楽しく学習しながら、同時に学習の効果も実感できると思います。
このような学習者それぞれのレベルに合わせた難易度設定と、ユーザーに配慮したUIデザインが、韓国で高い人気を誇る秘訣です。
-英語学習の意味と価値を伝え続け、全世界No.1英語学習アプリを目指す
英語学習アプリ開発に携わる私たちの理念は、“Broaden Your Horizons Through English.” 日本語に訳すと、“英語で広がる新しい世界”です。皆さんもよくご存知の通り、英語は世界の共通言語です。
人や物が、国境を超えて自由に行き交うグローバル時代において、世界の共通言語を勉強するということは、世界中どこででも生きていける人間になれるということです。
また、英語が分かるようになるということは、世界に約15億人いる英語話者の考えや価値観を直に知ることできるということに等しく、自分自身の世界を広げることにも繋がります。
「英語を話せる」「英語を使える」という事実は、私たちの考える以上に、私たちの人生を豊かにするのです。
これからも、継続して英語を学ぶことの楽しさと、英語を習得することの意味や価値を、1人でも多くの人に届けられるように、より良い機能やサービスを更新し続けたいです。
近い目標としては、2025年中に中国、台湾、スペイン圏に進出することです。そしていつか、全世界でNo.1の英語学習アプリになることが、我々の最終目標です。
全世界でたくさんの人が英語を通して新しい世界を広げていけるように、これからも一生懸命、英語学習について研究していくつもりです。
EpopSoft-パク・ジョンフム代表
HP(日本):https://epop.ai/ja
HP(韓国) : https://epop.ai/ko
X(日本) : https://x.com/epop_jp
Instagram(韓国) : https://www.instagram.com/sayvoca
▶アプリダウンロードはこちらから
iOS : https://apps.apple.com/jp/app/epop/id1460766549
Android : https://play.google.com/store/apps/details?id=kr.epopsoft.wor