店舗無人化AIスタートアップのFinders AI(ファインダーズエイアイ)がビジョンAIベースの店舗用「AI自動レジ」を公開する。

Finders AIが提供するAI自動レジは、顧客が購入したい商品をレジに置くと、カメラが商品を把握し、別途バーコードスキャンなしに1秒で購入できるソリューションだ。人件費の削減だけでなく、レジの決済時間を最大90%削減し、決済待ちの列の解消による売上増加などのメリットを提供可能だ。長蛇の列が頻繁に発生する社内店舗やスタジアム、公演場、大学、空港内の店舗、ベーカリーなどに適した無人化ソリューションだ。

Finders AIは市場のニーズを反映して昨年末からAI自動レジの開発に着手。類似の海外製品の40%水準の価格で提供する予定だ。独自の店舗無人化AIの技術を基に、人件費の上昇や人手不足など、様々な問題に直面している対面型流通店舗に効率的な製品を提供する計画だ。

既に韓国には既存のAI自動レジのような類似製品が存在するが、競争力ある製品の不在で商用化されなかった。グローバル企業の場合、99%の精度を基に既に類似製品群の市場拡大に成功しているが、韓国の流通市場にはこれといった競争力のある製品がない状況だ。

Finders AIの関係者は「AI自動レジは、セルフキオスクより速く、便利で、既存の韓国市場で試みられた類似製品よりはるかに高い精度が特徴だ」とし、「今後、流通市場の細分化したニーズを攻略し、多様なビジョンAIの無人化技術と商品を提供していく」と話した。

今回、Finders AIは、6月に中小ベンチャー企業部(省)選定のベビーユニコーンに選定され、8月に「AIマイクロストア」を韓国で初めて公開した。「AIマイクロストア」は無人で運営され、AIで物と人の動きを感知し、バーコード決済なしに、商品を手に取って出て行けば決済される5坪前後の超小型店舗だ。

原文:https://platum.kr/archives/237647