・MWC 2025で、Penguin Solutions-SKテレコムとAIデータセンター分野での競争力強化及び市場拡大のための戦略的MOU締結
・▲AIインフラ構築及び企業テスト環境の造成▲AIデータセンターを最適化するソリューションの開発のための技術協力などで新規事業機会を発掘予定

Rebellions(リベリオン)が戦略的パートナーシップを基にグローバルAIインフラエコシステムの構築に強く乗り出す。

Rebellions(パク・ソンヒョン代表)は3月4日(現地時間)にスペインのバルセロナで開かれた「MWC(Mobile World Congress) 2025」で、Penguin Solutions(ペンギンソリューション)、SKテレコムと共にMOUを締結した。
Rebellionsは今回の協力を通じてNPU製品と技術を基に、事業能力と技術力を大規模なデータセンター水準に引き上げる計画だ。


Rebellionsはエネルギーの効率性を確保したAI半導体をベースに、カードはもちろんサーバーとLAG(ラグ)レベルまで製品のラインナップを拡張してきた。Penguin Solutionsは、高レベルのAIインフラの専門性をベースに、8万5000台以上のGPUを管理するAIインフラ専門企業だ。SKテレコムは最近、AIインフラ事業を強く推進し、Penguin SolutionsをはじめとするAIインフラ関連企業に積極的に投資している。

3社は各社の競争力と事業経験を組み合わせ、今回の協約を皮切りにAIデータセンター分野で競争力強化と市場拡大のための戦略的協力に乗り出す。


まず、AIインフラの構築と企業テスト環境の構築で協力する。
RebellionsのNPUハードウェア及びフルスタック(Full-Stack)ソフトウェア技術とPenguin Solutionsのインフラ運用力を組み合わせ、企業の顧客がNPUベースのAIインフラの検証と導入ができるよう支援する。
さらに、AIデータセンターを最適化するため、3社共同で技術協業を加速化し、NPUとGPUの両方をサポートできるデータセンター向け運営ソリューションを開発する。

Rebellionsのパク・ソンヒョン代表は、「DeepSeek(ディープシーク)の台頭で、効率的な運営がAI時代の核心キーワードとして浮上しており、AIインフラのエネルギーの効率性と経済性も顧客にとって重要な評価基準になっていくだろう」とし、「そのためには各分野の専門性を持つ企業が集まってシナジーを出すことが不可欠で、今回のMOUは効率的なAIデータセンターエコシステムを構築するために、重要な第一歩になるだろう」と話した。

Penguin Solutionsのマーク・シーマンズ(Mark Seamans)グローバルマーケティング副社長は、「我々がHPCとAIクラスターの領域で蓄積してきた専門性が、今回の協力を通じて、GPUだけでなくNPUインフラでも光を放つだろう」とし、「急成長するグローバルAI市場で最新のAIインフラを提供し、ニーズに応えて顧客を満足させるだけでなく、複雑な問題を解決し、ビジネス成果を加速できるよう、最善を尽くす」と意気込みを語った。



このほかにも、Rebellionsのパク・ソンヒョン代表はMWC 2025の公式行事の一環として行われたパネルセッションにも参加した。
パク代表は「Chips for the Future: Fueling Business Transformation with Computing Power(未来のための半導体:コンピューティングパワーでビジネスイノベーションを加速する)」というテーマで行われたセッションで、アンペア(Ampere)、アンシス(Ansys)など、世界有数の半導体企業パネルとAI半導体の未来について議論するなど、グローバルAI半導体企業として存在感を示した。


<写真:(左から)Rebellionsのパク・ソンヒョン代表、Penguin Solutionsのマーク・シーマンズグローバルマーケティング副社長、SKテレコムのチョン・ヒヨングローバルA&Iセンター長>

原文:Rebellionsプレスリリース

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