中小ベンチャー企業部が、23日から人工知能(AI)分野の若手人材を育成する「2025年スタートアップAI技術人材育成事業(YEAR DREAM SCHOOL{イヤードリームスクール})」の教育生を募集する。

「スタートアップAI技術人材育成事業」は、AI分野のスタートアップにおける人材不足問題を解消するため、未就職の若者を現場での実務人材として育成し、就職・起業を支援する事業だ。2021年から施行され、韓国内外のAIコンテストへの参加機会提供や、スタートアップでの実務プロジェクト遂行、インターンシッププログラムの運営などを支援してきた。

今年は、教育効果の向上とスタートアップへの就職支援強化のため、教育カリキュラムと就職先との連携方法を改善する計画だ。KAIST(カイスト)やGIST(ジースト)などのAI専門大学が運営する質の高い教育課程を参考にし、専門分野の教授陣を講師として招く予定だ。

また、超格差プロジェクトに選定されたスタートアップや関連協会の会員企業などを対象に、採用需要を事前に調査し、教育生とのマッチングを行う。また、企業のニーズに合わせた教育(3ヶ月以内)およびインターンシップ(2ヶ月以内)、さらに正社員採用を連携する「事前マッチング型トラック」を約50人規模で試験的に運営する計画だ。

教育生の学習達成度と満足度向上のため、奨学生向けの海外研修や、食費・交通費などの一部支援も予定している。

今年選抜された教育生(第5期)は、3月中旬から約9ヶ月間(週5回、1日8時間)の教育プログラムに参加する。教育はソウル市九老区のGタワーで行われる予定だ。非首都圏の若者が参加しやすいように、オンラインでの非対面コースも併せて運営される。

募集人数は合計200名で、対面コースが50名、対面型と同じカリキュラムのリアルタイムオンラインコースは150名となっている。学歴・専攻に関係なく、39歳以下の未就職の若者なら誰でも応募可能だ。

申し込み受付は2月23日までで、適性検査と面接評価を経て、3月中旬に合格者が発表される予定だ。

中小ベンチャー企業部のチョ・ギョンウォン創業政策官は、「AI技術が急速に発展する一方で、スタートアップは人材確保の課題を抱えている。」とし、「優秀な若手人材を育成して、スタートアップの人材不足を解消するとともに、若者の就職率を向上させるために努めていく。」と述べた。

原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2025012217575819266