ファンダムビジネスソリューション企業のb.stage(ビーステージ)が累積スター796人を確保し、業界最大規模のファンダムプラットフォームに成長した。昨年、150以上の新規顧客を呼び込み、計220以上のb.stageをオープン。同社は、競合他社に比べ、約3倍の成長率を記録したとしている。
b.stageはK-POPを越え、多様なコンテンツIPとブランドでファンダムビジネスを拡大させる目標を掲げている。このような戦略に注力し、2024年の取引額は前年比3倍以上増加した。
昨年、b.stageに合流したアーティストにはTAEYANG(テヤン)、NMB48、NE-YO(ニーヨ)らがいる。最近は、K-POPスターのG-DRAGON(ジードラゴン)やサッカー選手のソン・フンミンまで加わり、ジャンルや国境を越えてグローバルスターのラインナップを構築した。
b.stageの海外進出も加速化している。796人の全スター中、韓国は678人、日本90人、米国やインドなど他国28人で構成されている。特に、日本のアーティストでは、現地法人を設立してから1年で成し遂げた成果として注目されている。
サービス利用の観点からも目覚ましい成長があった。2024年には45のアーティスト・チームが新たなメンバーシップサービスを始め、リアルタイムの双方向コミュニケーションサービス「POP(ポップ)」では、全販売取引先のうち90%が2024年の新規顧客だった。
b.stageは、K-POP中心の既存のファンダムプラットフォームと差別化した戦略を繰り広げている。eスポーツ球団T1をはじめ、ミュージカル、コンテンツ、スポーツなど、様々な分野でサービスを拡大し、新たなファンダムビジネスモデルを提示している。
b.stageのソ・ウソク/イ・ギヨン代表は「今後もファンテックのリーディングカンパニーとして海外ファンダムビジネスを拡大し、K-POPを越え、様々なコンテンツIP及びブランドとの協業を強化する計画だ」と明らかにした。また、「アーティストとファンが共に成長できるエコシステムを構築していく予定だ」と付け加えた。