Google play(グーグルプレイ)が「今年を輝かせた受賞作2024」を発表した。今回の受賞作選定から、韓国の開発会社が頭角を現してきたことがうかがえ、グローバルアプリ・ゲーム市場での競争力を証明した。
今年のベストアプリにはAI技術を活用した言語学習アプリ「Speak(スピーク)」、ベストゲームには「クッキーラン:冒険の塔」が選ばれた。世界で「今年を輝かせた受賞作」のうち、計20部門で韓国の開発会社がベストに選ばれる成果を上げ、特にゲーム部門では全体のアワードの5分の1以上を韓国の開発会社が独占した。
今回の受賞作品から、2024年のアプリ市場の主要なトレンドを知ることができる。AI技術を取り入れた自己啓発アプリ、隙間時間を活用したエンターテインメントアプリ、そして環境と経済的消費を考慮した取引アプリが注目された。
自己啓発分野では、AI技術を活用したアプリが好調だった。ベストアプリに選ばれた「Speak」は、AI技術によりフリートークまで可能な言語学習アプリだ。「ミリーの書斎」はAI音声で本を読んでくれるサービスで、「今年を輝かせたマルチデバイスアプリ」に選ばれた。
エンターテインメント分野では、隙間時間を活用できるアプリが人気を集めた。アニメストリーミングアプリ「Laftel(ラフテル)」とショートフォームドラマプラットフォーム「Vigloo(ヴィグルー)」がそれぞれ「今年を輝かせたエンターテイメントアプリ」と「今年を輝かせた隠れた宝石アプリ」に選ばれた。
持続可能な消費を支援するアプリも注目された。隣人間取引アプリ「Danggeun(タングン)」が「今年を輝かせた日常生活アプリ」に、中古IT機器取引アプリ「Mintit(ミンティット)」が「今年を輝かせた良い影響力アプリ」に選ばれた。
ゲーム分野では、没入度が高いストーリー、マルチプラットフォームサポート、カジュアルゲームなどがトレンドに上がった。「クッキーラン:冒険の塔」は「今年のベストゲーム」と「今年を輝かせたPCゲーム」の2冠に輝いた。「俺だけレベルアップな件:Arise」は「今年を輝かせたストーリーゲーム」に選ばれた。