スタイルコマースプラットフォームの「ABLY(エイブリー)」を運営するABLY Corporation(エイブリーコーポレーション)は、昨年末までに確保したウェブトゥーン・ウェブ小説の作品数が1万点を突破したと12日に明らかにした。関連サービスの取引額は前月比で約2倍に増加し、過去最高を記録した。

ABLY Corporationは、昨年4月にウェブトゥーン・ウェブ小説サービスを正式に開始した。個人の好みに合ったファッション、美容、ライフスタイル商品を提供する従来のコマースからさらに進化し、ユーザーが見て楽しめるコンテンツやコミュニティ機能を備えた「スタイルポータル」へと飛躍するためだ。

ウェブトゥーン・ウェブ小説を通じてアプリ内のコンテンツが多様化すれば、新規ユーザーの流入と既存ユーザーの定着率向上につながり、さらにコミュニティ機能の強化でアプリの滞在時間も増える。これにより、より多くの嗜好性ビッグデータが蓄積され、AI(人工知能)を活用して一人一人に合った作品を推薦することができる。

ウェブトゥーン・ウェブ小説作品数の増加に伴い、取引額も成長した。初恋の物語を描いたウェブトゥーン「初恋に」は、ABLY内での取引額が前月比で15倍増加し、人気作品ランキング1位となった。ロマンスウェブ小説「11336(イルイルサムサムユク)」の取引額は5倍以上増加した。

ABLY Corporationの関係者は、「コンテンツサービスの核心である作品ラインナップの強化に集中し、多様なウェブトゥーン・ウェブ小説作品を確保したことが成長を促進した。」と述べた。昨年11月には、大手コンテンツ流通会社「DAEWON C.I.(デウォンシーアイ)」の公式出店を通じて、質の高いウェブトゥーン・ウェブ小説作品を多数公開している。

さらに、大手出版・制作会社だけでなく、優れた能力と個性を持つ個人作家の出店により、「充実したコンテンツ」が揃うエコシステムの構築に成功した。

今回の成長についてABLY Corporationの関係者は、「ウェブトゥーン・ウェブ小説サービスの利用者が増え、出店した出版・制作会社や作家の収益が向上した結果、さらなる利用者拡大と作品の活性化が進んでいる。」とし、「このような好循環構造の定着を通じて、今後の成長がさらに加速することが期待される。」と話した。

原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2025011016081815362