エンターテインメントテックのスタートアップSTAYGE Labs(ステイジラボ)が、ファンダムとのコミュニケーションプラットフォーム「LiNC(リンク)」を正式リリースしたと30日明らかにした。
LiNCは、アーティストがより身近にファンとコミュニケーションを取りながらファンダムを管理し、拡張できる機能を提供している。△プライベートメッセージや、△1対1ビデオ通話などの2つが主な機能だ。
プライベートメッセージは、ファンがアーティストと会話できる機能で、ファンは無料でチャットルームに参加することができる。アーティストはファンに日常生活を共有したり、有料サブスクリプション機能を通じてファンダムを強化するコンテンツを提供することができる。
アーティスト側では、1人の運営者が同時に複数の人と1対1ビデオ通話を簡単に管理できるマネージャー機能も使うことができる。従来は、スタッフが現場でカメラやスマートフォンを手動で動かす必要があったが、マネージャー機能を使えばクリックするだけで複数のビデオ通話を管理することが可能になる。
STAYGE Labsは、LiNCのベータ版サービスであるyoumeOn(ユミオン)を通じて、俳優パク・ボゴムと100人のファンとの1対1ビデオ通話イベントを成功させた。さらに、数多くのK-POPアーティストのオンラインイベントも100回以上実施し、サービスの成長可能性を確認した。
ベータ版からすでにいろんなK-POPアーティストが参加しており、ファンと活発に交流を行っている。STAYGE Labsは今年、東京に子会社を設立し、本格的な日本進出を推進する中で、J-POP歌手や俳優、スポーツ選手など参加アーティストを増やす計画だ。
STAYGE Labsのペク・ミョンヒョン代表は、「LiNCは、アーティストがファンと密接な関係を築き、ファンダムを強化し、イベントや活動を効果的に宣伝できるプラットフォームだ。」と紹介した。
続けて、「日本市場をターゲットにしたマーケティングを並行して進め、海外のファンダム拡大に注力する。」とし、「LiNCを通じて、アーティストとファンの両方にウィンウィンなサービスを提供し、より多くのファンを獲得して、その結びつきを強化していく。」と付け加えた。
原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2024093017561066108