コンテンツプラットフォーム企業RIDI(リディ)の子会社Prodifi(プロディファイ)が、ウェブトゥーンのローカライズツールをリリースすると5日発表した。
今回リリースされた「Prodifi」はAI(人工知能)技術を活用し、複雑なウェブトゥーンのローカライズプロセスを簡素化するツールだ。現地の文化や感性などを考慮して原文をスピーディーに翻訳するほか、写植編集機能によりデザイン作業もできるのが特徴だ。
写植とは、ウェブトゥーンの吹き出しや効果音、テキストボックス内の文字を差し替える作業を意味する。Prodifiを活用すれば、ウェブトゥーンのローカライズにかかる時間とコストを最大90%まで削減できるという。
主な特徴として、△画像内のテキストの自動認識と翻訳、△英語・スペイン語・日本語など多言語に対応、△PSD・JPEG・PNGなど幅広い画像形式に対応、△クラウドベースの編集環境でリアルタイムの共同作業が可能、といった点が挙げられる。
Prodifiのアン・グァンス代表は、「ウェブトゥーンのローカライズには、多大なコストと人材が必要だが、本ツールはその効率性を高めるために開発された。」とし、「今後も、クリエイターが言語の障壁なくグローバル市場とつながれるよう、機能開発とサービスの高度化に注力していく。」と話した。
原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2025030417121248171