CJグループがライフスタイル分野の有望なスタートアップを発掘・育成し、共同事業化を支援するオープンイノベーションプログラム「O!VentUs(オーベントス、O!VentUs, Open+Venture+Us)」のデモデーを成功裏に終えた。

CJは先月24日、ソウル創造経済革新センターと共同でソウル江南区COEXでO!VentUs第7期に選ばれた8つのスタートアップをはじめ、VC(ベンチャーキャピタル)、AC(アクセラレータ)、CJ系列会社の関係者ら100人余りが参加した中、デモデーを行った。

今回のデモデーで各スタートアップは、保有している革新的な技術及び事業モデルを紹介しながら、食品&バイオ、物流、エンターテインメント&メディアなど事業分野別に事前にマッチングされたCJ系列会社との事業検証(PoC)結果も併せて発表した。

その後、O!VentUsを通じて発掘したスタートアップとCJ系列会社との協業成功事例についてのトークショーも行われた。この席では、CJ Freshway(フレッシュウェイ)とO!VentUs4期生に選ばれた「SikSin(シクシン)」の関係者が出席し、モバイル食券ビジネス「SikSin e食券」の協力に関する具体的な事例が紹介された。

O!VentUs第7期は6月に「食品&バイオ」分野の3社(Dr.Diary、Needs、PAIPTREE Smart Farm) 、「物流」分野の3社(Omelet、CROSS BEAM、PROMDY)、「エンターテインメント&メディア」分野の2社(イルマンペンマン、SIMHEART)が選定され、CJ系列会社はCJ第一製糖、CJ Feed&Care、CJ Freshway、CJ大韓通運(物流/建設)、CJ ENM、CJ CGVなど、6社7部門が参加した。

スタートアップはO!VentUsに選定された後、CJ系列会社との事業検証(PoC)とともに経営戦略、法律、IR、PRコンサルティングなど、企業運営全般にわたる教育とメンタリングを受けた。また、適合企業対象ではCJ Investment、CJ olive youngなど主要系列会社が参加して、事業連携の可能性と投資を検討する「CJコネクトデー」も開催した。

CJはデモデー以降も、CJ系列会社との事業化連携、資金調達の機会の模索など、継続的な支援を続けていく計画だ。

CJ Investmentのキム・ドハン代表は「有望なスタートアップとCJ系列会社との協業は革新的なビジネスモデルを模索し、創出する機会となった」とし、「今後も積極的なオープンイノベーションを通じてCJとスタートアップが同伴成長できるよう支援していく」と話した。

CJがこれまでにO!VentUs第1~7期を通じて発掘したスタートアップは計60社余りに達し、CJ系列会社との連携事業も継続的に推進している。

CJ Freshwayは、O!VentUs第4期に選ばれた「SikSin」とモバイル食券で協力関係を構築したのに続き、戦略的投資家として直接投資に乗り出し、O!VentUs第6期に選ばれたAIオールインワンコンサルタント企業「LETSUR(レッサー)」は最近、契約を結び、CJの社内放送に人工知能(AI)音声を供給した。

<画像=24日、ソウル市江南区三成洞のCOEXで行われたO!VentUs7期デモデーで、参加者と関係者が記念写真を撮影している。>

原文:https://platum.kr/archives/236766