Korea Startup Forum(コリアスタートアップフォーラム)、ベンチャー企業協会、韓国ベンチャーキャピタル協会(VC協会)がグローバルスタートアップフェスティバル「COMEUP(カムアップ)」の今年度の主管機関に選ばれた。

COMEUPは中小ベンチャー企業部(省)の主催のもと、2019年にグローバルスタートアップイベントに改編された後、2022年からスタートアップ支援民間機関として専門性を持ったKorea Startup Forum(コリアスタートアップフォーラム)が主管してきた。特にCommup 2024は45カ国260社あまりのスタートアップが参加して過去最大規模で開催され、国際的ポジションを固めたと評価されている。

今年のCOMEUPは、スタートアップの参加を多分野に拡大し、グローバル影響力を最大化するため、主管機関の公募を新たに進めた。その結果、Korea Startup Forum、ベンチャー企業協会、VC協会の3機関のコンソーシアムが最終選定された。これにより2025年のCOMEUPの運営はKorea Startup Forum(スタートアップエコシステムの成長)、ベンチャー企業協会(ベンチャー企業の参加・オープンイノベーション)、韓国ベンチャーキャピタル協会(ベンチャー投資の活性化)の3つの機関がそれぞれの専門性を結合。COMEUPがグローバルスタートアップフェスティバルに飛躍するよう、総力を上げる方針だ。

まず、Korea Startup Forumは過去3年間のCOMEUPの運営を通じて積み重ねてきたグローバルネットワークとスタートアップの支援経験をもとに、より強力なグローバル協力と革新的なプログラムを披露する予定だ。これは革新スタートアップの参加拡大、実質的な投資機会の増大、大・中堅・ベンチャー企業の流入増大などを目指し、今年のCOMEUPのスケールアップのために体系的に企画する。特にスタートアップが成長できるオーダーメイド型サポートとグローバルの舞台で競争力が持てるよう、投資連携と企業マッチングプログラムを強化する計画だ。

ベンチャー企業協会、韓国ベンチャーキャピタル協会もそれぞれの特長を活かし、上半期からCOMEUPの行事の準備に乗り出す予定だ。ベンチャー企業協会はベンチャー企業の参加を最大化し、起業エコシステムの成長の底辺拡大に注力する。また、オープンイノベーションに基づき、大企業や中堅企業とスタートアップ間の協力を活性化し、技術協業や市場拡大のため、多様なネットワークを提供する。VC協会はスタートアップとベンチャー投資家との交流活性化に注力する。投資の有望企業のためのピッチングセッション、1:1ミーティング、グローバル投資家招待プログラムなど、実質的な投資の連携機会を設け、韓国内外の資金調達の成果を導く計画だ。

COMEUP2025の主管機関は上半期内に諮問委員会の構成、参加企業の募集、行事の広報、選抜企業のフォローアップ支援プログラムの運営など、例年と差別化した事前プログラムを構築するため、本格的な準備に乗り出す計画だ。

ベンチャー企業協会のソン・ビョンジュン会長は「協会は革新的なベンチャーエコシステムづくりに注力し、エコシステムの様々な主体の成長基盤を固めてきた」とし、「今回のCOMEUPで大・中堅・ベンチャー企業間の相互協力が可能なチャネルを構築し、オープンイノベーションの活性化を通じて共に成長できるよう努めていく」と話した。

韓国ベンチャーキャピタル協会のキム・ハクキュン会長は「VC協会はベンチャー投資をリードする代表的な協会として、ベンチャーキャピタル産業の先進化を導き、有望なスタートアップと創業企業のスケールアップを支援してきた」とし、「世界のスタートアップエコシステムで、COMEUPを契機に実質的な資金調達の成果が上がるよう、効用性あるプログラムを企画し、持続可能な成長基盤を整えていく」と話した。

Korea Startup Forumのハン・サンウ議長は「過去3年間、COMEUPを運営し、世界中のスタートアップがグローバルを舞台に存分にイノベーションを繰り広げることができる多彩なプログラムを支援してきた」とし、「今年のCOMEUPはこれまでの運営力に基づいたスケールアップに集中する予定で、スタートアップの成長段階別支援はもちろん、エコシステムの多角化及びグローバル進出を実質的にサポートする、真のグローバルプラットフォームになる」と意気込みを語った。

原文:https://platum.kr/archives/256626