unidocs、ジュエリーのレコメンドエンジンで日本市場へ進出
人工知能(AI)による電子文書の専門企業unidocs(ユニダックス、代表チョン・ギテ)は13日、自然言語および画像によるジュエリーのレコメンドエンジンを東京のジュエリー企業に供給したことを明らかにした。サービスの供給は、現地パートナー企業であるAINEO(アイネオ)を通じて行われた。
日本市場に進出したGPT-4oベースのインテリジェント検索システムは、数十万件のジュエリーの画像情報をベクトルデータベースに保存し、精度の高い類似検索を可能にした。ユーザーが好みのジュエリーの写真をアップロードしたり、特徴をテキストで説明すると、それを分析して最適なジュエリーを提案してくれる。
顧客企業は、従来の手作業によるジュエリーデータ構築を自動化することで、時間とコストを大幅に削減できる。また、消費者は1枚の写真だけで、類似のデザインや宝石の種類、アクセサリーカテゴリー、ブランドまで考慮した検索が可能となる。
また、文章検索機能を使えば、「結婚30周年にふさわしい指輪」や「翡翠を含まないイヤリング」などの文章を入力するだけで、商品を推薦してもらうことができる。
unidocsの関係者は、「今回の事業は、unidocsのAI技術とAINEOの現地市場経験が融合した革新的なジュエリーレコメンドシステムの成功例だ。」とし、「AI技術を活用し、売上の増加を実現するとともに、ECサイトの顧客に差別化された体験を提供する。」と述べた。さらに、「今後、様々な産業分野での活用も期待される。」と付け加えた。