ABLY Corporation(エイブリーコーポレーション)が今年第1四半期の営業利益で黒字を記録した。

ABLY Corporationの第1四半期(1~3月)の取引額と売上は前年同期比でそれぞれ20%ほど増加し、昨年に続き今年もトップライン(取引額及び売上)の成長を続けた。景気不況による消費低迷やファッション業界のオフシーズンにもかかわらず、女性、男性、グローバル各市場で有益な成果を上げたという点で大きな意味をもっている。

「ABLY(エイブリー)」と日本のショッピングアプリ「amood(アムード)」が韓国内外で堅実な成長を続けている中、男性ファッションプラットフォーム「4910」の急成長は特に目立った。2023年下半期にリリースされた4910の今年第1四半期の売上は前年同期比10倍増加し、取引額は6倍と大幅に増加した。同期間のamoodの取引額は2倍ほど(90%)増加し、日本市場内での存在感を着実に大きくしている。

ABLYと4910を中心に韓国内オンラインショッピングの需要を急速に吸収した結果、男女合算1,100万人のMAU(月間アクティブユーザー)を確保した。「BankSalad(バンクサラダ)」は5月、ユーザー数(MAU)82万9311人を記録した。公式リリース(2024年3月)7ヶ月でユーザー数100万人を突破した後、5ヶ月で約70%増加し、「男性ファッションプラットフォームTOP2」の地位を保持し続けている。アプリ・リテール分析サービスWiseAppRetail(ワイズアプリリテール)によると、ABLYの先月のユーザー数は980万人で、バーティカルコマース全体でユーザー数トップとなった。

ABLY Corporationは代表サービスであるABLYを中心軸に新事業である4910とamoodが急速に市場で地位を固め、均等に成長したことが今回の成果の原動力であると分析された。昨年女性ファッションプラットフォーム初の年取引額2兆ウォン(約2000億円)を突破し、2年連続黒字達成に成功したABLYを通じて創出した利益を新事業に積極的に再投資した結果、4910とamoodなど新規サービスが成功的に安着して「規模の経済」を実現した。ファッション業界のハイシーズンである下半期を控え、ABLYをはじめとする各サービスの成長エンジンはさらに加速、全社基準で年間黒字も無難に達成するものと見込まれている。

ABLY Corporationのカン・ソクフン代表は「取引額、売上、ユーザー数すべての面で女性ファッションプラットフォーム業界トップを確固たるものとしたABLYの成功方程式を4910とamoodに適用した結果、過去のABLYの成長傾向を上回るスピードで成長し続けている」、とし「これらからも『ビッグデータ』『AIカスタマイズ推薦技術』『セラー、ユーザープール(Pool)』など自社が持つ競争力をもとに韓国内外のEコマースエコシステムの成長を先導していくだろう」と語った。

原文:https://platum.kr/archives/256950