食品ベースのバイオテクノロジー企業SWEET BIO(スイートバイオ、オ・ジョンミン代表)は8日、韓国中部の世宗(セジョン)市に自動化システムを導入した新工場を竣工し、ギリシャヨーグルトの生産拡大に乗り出す発表した。

SWEET BIOは8日、世宗市の先端産業団地で新設工場の竣工式を行った。この日は、SWEET BIOのオ・ジョンミン代表をはじめ、世宗特別自治市庁のイ・スンウォン経済副市長、韓国農業技術振興院のアン・ホグン院長ら来賓が出席し、竣工を祝った。

2016年から韓国の第1世代ギリシャヨーグルトブランド「GREEK DAY(グリークデイ)」を製造し流通させてきたSWEET BIOは、ギリシャの伝統的な方法でギリシャヨーグルトを大量生産するノウハウを蓄積してきた。今回の世宗工場は、自動化システムを基に製品の生産効率性を一層向上させ、市場の需要変化に迅速に対応できると期待されている。

世宗工場には、発酵乳製品の生産に特化した最新のシステムが構築されている。乳製品の移動と乳清廃水処理、CIP設備、パイプ自動化システムを通じて工程効率を高め、乳酸菌の培養とギリシャヨーグルトの濃縮過程をシステム化。均一な品質のギリシャヨーグルトを大量生産できる。

新工場は1日最大100トンの原乳を処理できる規模で、段階的に生産量を増加させる予定だ。SWEET BIOは自動化システムを通じてGREEK DAYの製造能力を従来比3倍以上に強化し、さまざまな製品ラインアップを開発、生産できる能力を整えた。今後、世宗市周辺の酪農家と協力して、より多くの製品を発表する計画だ。

SWEET BIOは、健康的な食べ物を美味しく、良心的な価格で提供するというミッションを持ったバイオテック企業だ。7月にLOTTE VENTURES(ロッテベンチャーズ)ジャパンからシリーズBブリッジ資金調達をし、最近、東京・表参道にフラッグシップストアをオープン。日本市場の攻略に拍車をかけている。今回の世宗工場の竣工を通じて、グローバルF&B企業として飛躍の基盤を築くこととなった。

SWEET BIOのオ・ジョンミン代表は、「世宗市の生産工場はSWEET BIOの挑戦を示す重要な成果だ」とし、「現在は濃厚発酵乳を主に生産しているが、顧客が満足できる多様な製品を生産できる体制を構築し、総合食品会社として発展していきたい」と話した。また、「今回の工場を通じて生産性を最大化し、品質向上に継続的に投資してグローバル市場でも競争力を持つブランドを目指す」と付け加えた。

<報道資料提供:SWEET BIO>

<[写真上] SWEET BIO世宗工場の竣工式に出席した主要関係者がテープカットを行っている>

原文:

https://www.besuccess.com/%ea%b7%b8%eb%a6%ad%eb%8d%b0%ec%9d%b4-%ec%a0%9c%ec%a1%b0-%ec%8a%a4%ec%9c%84%ed%8a%b8%eb%b0%94%ec%9d%b4%ec%98%a4-%ec%84%b8%ec%a2%85%ec%8b%9c%ec%97%90-%ec%8b%a0%ea%b3%b5%ec%9e%a5-%ec%a4%80%ea%b3%b5/