脳疾患診断・治療電子薬プラットフォームを運営するヘルスケアスタートアップLEESOL(リソル)が開発した「Sleepisol Bio(スリーピソルバイオ)」アプリが30万ダウンロードを記録した。

Sleepisol Bioアプリは、Samsung Health SDK(サムスンヘルス Software Development Kit)と人工知能(AI)を利用したリアルタイムバイオフィードバックソリューションである。GalaxyWatch(ギャラクシーウォッチ)、GalaxyRing(ギャラクシーリング)と連動し、より精密な睡眠測定とカスタマイズされた睡眠管理機能により、睡眠追跡、集中力セラピーなどを提供している。

LEESOLのイ・スンウ共同代表は「Sleepisol Bioが30万ダウンロードを突破した。Sleepisol Bioは脳波同調技術を活用して個人に合った睡眠管理をサポートするアプリだ。まるであなただけのための睡眠専門家が隣にいるように。30万人を超える人々がすでにSleepisol Bioを通じて睡眠の質を改善している。すべての機能は無料で提供されている。」と伝えた。

続いてイ代表は「Sleepisol Bioは、熟睡できるよう脳波から派生した心拍情報を分析し、AIを活用したパーソナライズされた睡眠ソリューションを提供するスマートアプリである。まるで個人の睡眠コーチのように睡眠パターンと心拍数を慎重に分析し、熟睡のために最適な音源を提供してくれる」と技術的な部分を詳しく説明した。

私たちの脳は目が覚めているときと眠りに落ちるときで異なる脳波を発生させているが、Sleepisol Bioは脳波同調技術により、熟睡をサポートする特定の周波数の脳波に誘導してくれる。まるで自然に眠りに落ちるような快適な経験をプレゼントする。既存の睡眠アプリは睡眠情報だけを提供し、ユーザーが自ら眠る方法を探して、実行しなければならなかった。しかし、Sleepisol Bioはこの手間をかけずに、ユーザーの睡眠情報を綿密に分析し、最も適切なセラピーを自動的に提供する。したがって、睡眠に関する専門知識がなくとも、Sleepisol Bioの案内に従えば、快適に熟睡することができる。

特に、「Sleepisol Bio」アプリは、ユーザーの24時間生体リズム(日周期リズム)を考慮して、朝の起床、夕方の睡眠、昼間の休息など、各時間帯に最適化されたセラピーを提供する。これにより、ユーザーは自分の体調に合わせてカスタマイズされた睡眠管理を受けることができ、より自然で健康的な睡眠パターンを維持することができる。

LEESOLのクォン・クソンの共同代表は、「Sleepisol Bioは、単なる睡眠情報提供アプリではない。ユーザーフレンドリーなインターフェースと継続的なアップデートにより、ユーザーの利便性を高め、睡眠パターンとバイオリズムを科学的に分析し、最適な睡眠環境を作り上げている。LEESOLの熟睡誘導機器である『Sleepisol』は韓国だけでなく日本など海外市場への進出も積極的に推進中だ」と明らかにした。

LEESOLは最近シリーズA投資で、40億ウォン(約4.2億円)規模の資金調達を行い、中小ベンチャー企業部ディープテックティップス(TIPS)プログラムに選定され、最大17億ウォン(約1.77億円)規模の研究開発資金まで確保した。 「Sleepisol lite(スリーピソルライト)」は世界最大の電子・IT博覧会であるCES 2025で「ビューティー&パーソナルケア部門革新賞」を受賞した。

原文:https://platum.kr/archives/252795