リワード型Web3ヘルスケアプラットフォーム「SUPERWALK(スーパーウォーク)」を運営するProground(プログラウンド)が、グローバルメッセンジャー「LINE(ライン)」基盤のヘルスケアMini Dapp(ミニダップ、分散型アプリケーション)「SuperZ(スーパーズ)」をリリースし、グローバル市場攻略に乗り出す。
SuperZは、SUPERWALKが過去3年間にわたりWeb3 M2E(Move-To-Earn)サービスを運営。蓄積した健康管理習慣形成のノウハウを基に、日常の中で簡単な運動と報酬システムを組み合わせて、利用者の運動に対するモチベーションを維持させていることが特徴だ。
SuperZは、LINEメッセンジャーのモバイルアプリ内に設けられたWeb3サービスおよび検索プラットフォーム「Dapp Portal(ダップポータル)」、またはSuperZの公式ウェブサイトを通じてアクセス可能だ。現在、SuperZでは、1日の運動ミッションとしてスクワットを15回ずつ計3セット行うと、報酬として1日最大300ポイントまで支給される。貯めたポイントはSuperZ内のショップでアマゾンギフトカードと交換できる。
SuperZは年内のアップデートを経て、スクワットに加え、歩行、ジョギング、ランニングなどの運動ミッションコンテンツを追加し、ポイント報酬を強化するのはもちろん、利用者の運動量、パターン、ポイント獲得量に応じてカスタマイズされた運動アドバイスを提供するヘルスケアエージェント機能も発表する予定だ。
SUPERWALKは今回のSuperZの発売を通じて、日本や東南アジアなどLINEメッセンジャーを主力に利用するアジアおよびグローバル市場での認知度を向上させ、新しいWeb3ユーザーの獲得に乗り出す方針だ。
Progroundのキム・テワン代表は、「SUPERWALKはこれまで韓国の代表的なM2EプロジェクトとしてWeb2の利用者をWeb3の領域に転換させる役割を果たしてきた。今回のLINEミニDApp SuperZで海外の利用者のWeb3の壁を下げることに引き続き貢献していく」と話した。
Kaia(カイア)のWeb3プロジェクトであるSUPERWALKは、NFTの靴を購入した後、歩いたり走ったりすると仮想通貨を報酬として支給するM2Eサービスだ。現在、累積利用者35万人を確保しており、DAppデータプラットフォームであるDaapRaddar(ダップレーダー)の1月時点でカイアエコシステムの3位に達する純活性ウォレット数(UAW)を記録している。