就職・転職・キャリアプラットフォームのWanted(ウォンテッド)を運営しているWantedlab(ウォンテッドラボ{6,220ウォン▲250 +4.19%})が、国立国際教育院とグローバル人材採用の活性化に向けた業務提携を結んだと8日に明らかにした。

国立国際教育院は、国際教育交流を通じてグローバル人材の育成を目指す教育部傘下の責任運営機関だ。海外の人材を対象に、韓国の大学・大学院での学位取得を支援する「韓国政府招待奨学事業」(GKS)をはじめ、外国人留学生の誘致・支援や韓国語能力試験の運営など、様々な事業を展開している。

今回の提携により、Wantedlabは、Wantedと国立国際教育院の「韓国留学総合情報サイト(Study in Korea)」を連携する。外国人留学生の韓国での就職支援強化を目的としている。Study in Koreaは、外国人留学生専用サイトで、累積会員数は63万人にのぼる。

Wantedlabは、昨年11月からStudy in Koreaと連携した外国人採用専用セクションを運営しており、△開発、△事業開発、△マーケティング、△営業など、デジタル関連職180件以上の正社員求人で海外人材を募集している。

Wantedlabは、外国人留学生はもちろん、韓国在住の外国人や韓国での就職に関心のある外国人を対象としたグローバル人材採用事業をさらに強化する計画だ。

3万社以上の企業顧客と連携した外国人採用プロモーションや、就職支援教育プログラム「プレオンボーディングシリーズ」の運営を通じて培ったノウハウをもとに、様々な活動を展開する。

Wantedlabのイ・ボクギ代表は、「AIを活用するHR企業として、1,000万件以上のマッチングデータを基にした採用ノウハウを保有している。」とし、「これを基に、外国人留学生の就職成功を支援するプログラムを提供する。」と述べた。

国立国際教育院のハン・サンシン院長は、「先端産業分野の強国である韓国への留学を希望する外国人が増えている。外国人留学生の韓国就職と定着を支援するため、民間の採用情報プラットフォームとの連携を強化していく。」と述べた。

<国立国際教育院のハン・サンシン院長(左)とWantedlabのイ・ボクギ代表が業務提携契約を結んでいる。/写真=Wantedlab提供>

原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2025010816011126326