【現地レポ@東京】韓国・済州のスタートアップエコシステムを紹介

12月1日、東京・港区にて、済州創造経済革新センター主催の「J INVESTOR DAY 2023」が開催されました。

イベントでは、済州のスタートアップのピッチが行われ、韓国の投資生態系や、日本のスタートアップ環境や日本進出支援に関するセミナーが行われました。

済州創造経済革新センターとは?

2015年に、済州創造経済革新センターが設立。済州市を含む公共パートナーをはじめ、Kakaoやクリプトンなどの民間パートナーと運営している。

地域の持続可能な革新創造エコシステムの形成をミッションとしており、地域内のパートナーと協力した発掘・インキュベーション・投資・スケールアップのエコシステムバウンド内でのアクセラレーションを通じて地域のベンチャー投資エコシステムの成長を支援している。

投資誘致インキュベーション企業数は、103社。直接投資企業数は34社で、累計投資金額は28.9億ウォンに及ぶ。また、センター内でのインキュベーション企業数は、340社。アクセラレーティングプログラムの内、事業支援数は433社、ネットワーク・メンタリングは5,941名に及ぶ。

済州スタートアップ4社紹介

・Oneroof

会社への通勤とテレワークを平行するハイブリッド労働者のための業務空間検索・予約・決済プラットフォームを提供中。自宅付近の仕事に最適な空間をリーズナブルな価格で利用し、テレワーク効率を挙げ、生活の質を高めることができる。ソウル市を中心にサービス展開中で、会員数は13,000人、1日あたりのアクティブ・ユーザー数は100人。

・YULIP

2017年に韓国のソウルで設立されたYULIPは、本当にクリーンなビューティー製品を生産するという非常に単純で率直な目標を持って誕生。 自分たちを含めた未来の世代、そして地球のために清潔なリップスティックとリップバームをデザインすることにコミットしている。

・Monolith

済州観光のパラダイムを変えたスタートアップとして知られる。 2020年7月に済州島にオープンした「9.81パーク」は情報通信技術(ICT)基盤の無動力カートテーマパーク。 9.81パークでカートに乗った記録は、アプリで共有され、ランキング化されるなどゲーム的な要素を付け加えている 済州の看板観光事業として浮上している。

・DaL LaLa Network

スターとファンが共にするスターメイキングプラットフォームTwinkple(トゥインプル)を運営。

ファンは、新しいスターの魅力をコンテンツを通じて楽しみ、コミュニケーションと応援を通じてスターメイキングに参加しスターの育成に参加することができる。