統合医療データ企業のMediplexus(メディプレクサス)が、中小ベンチャー企業部の技術創業支援プログラムTIPS(ティップス)に選定されたことを25日に明らかにした。
TIPSは、民間と政府が協力して優れた技術を持つスタートアップを支援するプログラムで、民間の運営会社が有望なスタートアップにまず1~2億ウォン(約1,070~2,140万円)の初期投資を行い、その後、中小ベンチャー企業部がR&D(研究開発)資金などを連携して支援する仕組みだ。
TIPSに選定されたスタートアップは、2年間で最大5億ウォン(約5,400万円)の研究開発資金を確保することができる。また、事業化資金(1億ウォン)や海外マーケティング資金(1億ウォン)などの追加支援も提供される。
TIPSを通じて、Mediplexusは、独居老人と高齢患者の重篤度を予測し、適切な予防・管理案を提示できる電子カルテ(EMR)ベースのカスタマイズ型ソリューションを開発する計画だ。
最終的には、△高密度データベース(DB)の設計、△高次元分析ソフトウェア(SW)の開発、△高価値実使用根拠(RWE)の提供など3つのソリューション開発を通じて、高齢社会の問題解決に貢献し、医療サービスの効率性とアクセス性を向上させるのが目標だ。
Mediplexusのキム・ドンギュ代表は、「高齢人口の医療データと重症化予防対象者データの統合DBを構築して問題を解決する。」とし、「医療データの分析技術とソリューションを通じて、高齢人口の健康管理と医療サービスの効率性向上に貢献したい。」と述べた。
原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2024122414262720003