エアロテック企業ADRO(エイドロ)が2024年の売上高110億ウォン(約1.1億円)を記録し、前年比93%の成長率を記録し、営業利益成長率は196%に達した。
ADRO全体の売上の86%が海外で生まれ、そのうち米国市場が60%を占めた。主要4カ国(米国、オーストラリア、韓国など)で前年比147%の成長率を見せ、グローバルの売上増加を牽引した。オランダ、タイ、日本、台湾が主要4カ国の後に続いて売上成長を支えた。去る1月日本と代理店契約を締結し、今年第1四半期内マレーシア/シンガポール、イギリス、タイなどとも代理店契約締結でグローバルでの足場をさらに広げた。
ADROはオフラインショールームである「AERO Experience Center」を今年中に米国にオープンする予定だ。ショールームには、車両展示とコミュニティスペース、ADRO製品、グッズ販売、物流のための倉庫スペースが入る予定だ。またドイツには現地完成車企業とのコラボレーション及びTUV認証のための法人を設立する予定だ。
ADROは空気力学技術力をもとに様々な分野で成果を上げた。HYUNDAI(現代自動車)アバンテNカップレースカとーアイオニック5N eN1カップカー開発に参加し、フォーミュラ1レッドブルドライバー リアム・ローソンはADROのエアロキットを装着して話題を集めた。また、ポルシェGT3 992用エアロキットを発売し、ハイエンド車種市場にも成功裏に進出した。
カイストとは「横風条件で格子が車両空気力学シミュレーションに及ぼす影響」に関する論文を発表し、ギリシャアテネ国立技術大学(NTUA)との共同研究も進め、技術的能力を認められた。
このような成果をもとに、ADROはK2 Investment Partners(K2インベストメントパートナーズ)、Stonebridge Ventures(ストーンブリッジベンチャーズ)など7社の投資会社から54億ウォン(約5.4億円)規模のシリーズA投資で資金調達を行い、韓国信用保証基金の有望なスタートアップ保証制度「ファーストペンギン」にも選ばれた。また、第61回貿易の日のイベントにて、300万ドルのトップを受賞し、輸出企業としての地位を高めた。
ADROは、ソフトウェアとハードウェアを組み合わせて車両の空力効率を最適化するエアロテック企業だ。2022年11月、世界で初めてBMW G82 M4フェイスリフトバンパーを発売し、海外およびBMWコミュニティで大きな反響を呼んだ。現在22カ国に製品を輸出し、売上の86%が海外で生まれている。ADROは今後ボディキットやバンパーなど主要部品をはじめ、完全な自社車両の開発および生産を目指している。