今年の輸入車に 「BMW」、 国産車に 「KIA」選定、ハイブリッド・SUV・電気自動車が人気

  • 2024年、輸入車部門の人気ブランド BMWが54%を占め年間を通じて好調、5シリーズが「最も人気のある車種」に選ばれる
  • 国産車の人気3ブランド 「起亜、 現代、 ジェネシス」で90%以上の独占…ジェネシスGV70の選好度最高
  • 即時出庫の車両部門 1位「KIA THE NEW SORENTOハイブリッド 」、 リース・レンタル需要拡大

<画像: chabotマイカー購入、2024年輸入車人気ブランドランキング>

モビリティ・コンサージ・プラットフォームのChabot mobility(チャボットモビリティ、カン・ソングン代表)が2024年の1年間、chabotの「マイカー購入サービス」を利用した約32万件のユーザーデータ(2024年1月1日~12月15日現在)を基に、消費者に最も愛された車両ブランドとモデルのランキングを23日、公開した。

輸入車部門では、BMWとベンツが好調の中、アウディとボルボ、フォードといったブランドがハイブリッド・SUVと電気自動車モデルで勢いを見せた。 まず、BMWは年間を通じて全体の申請件数の半分以上(54.2%)を占める圧倒的シェアだった。 これは、セダンとSUVモデルの多様なラインナップと、電気自動車(EV)モデルの拡大が主な人気要因と分析される。 これに、△ベンツ(31.9%)、△アウディ(6.7%)、△フォード(1.5%)、△ボルボ(1.4%)の順で続き、プレミアムブランドであるドイツの3社と米国車ブランドへの消費者の選好度の高さが確認された。

<画像: chabotマイカー購入、2024年輸入車人気ブランドランキング>

ベスト5にランクインしたブランドモデルは、BMWの5シリーズが全体の38.8%を占め、「最高人気モデル」に選ばれた。 これに3シリーズ(15.3%)、X3(7.1%)が続き、「人気モデル」に挙がった。 ベンツはE-Classが全車種のうち57.5%を占め、BMWと共にセダン市場で上位圏に入った。 アウディはQ4 e-tronが29%と、他の車種に比べて電気自動車に対する選好度の高さがみられた。 フォードは55.6%を占めたBronco(ブロンコ)が代表モデルに選ばれた。これはSUVとピックアップトラックの需要増加による結果と分析される。 ボルボはXC60(24%)とXC40、XC90(20%)が安定性と実用性を兼ね備えたモデルとして注目され、最も多くの申請件数を記録した。

月別の輸入車申請件数では、興味深い結果が目を引いた。8月に韓国で起きたベンツの電気自動車事故をめぐる問題以降も、ベンツはEQAとEQBの電気自動車の見積もり申請が増加し、BMWのi5やアウディのQ4 e-tronといった電気自動車モデルも消費者の間で安定した需要があった。 また、上半期比で6月以降、ボルボとフォードのブランド申請件数が顕著に増加し、上昇傾向が見られた。

<画像: chabotマイカー購入、2024国産車人気ブランドランキング>

国産車部門では、今年の人気ブランドとしてKIA(35.9%)が1位になった。 続いて、現代(HYUNDAI、28.5%)が2位、ジェネシス(27.4%)が3位にランクインし、国産車市場全体の90%以上を占めた。 その他、シボレー(3.5%)、KGM(2.7%)、ルノーコリア(1.9%)の順で続いた。

国産車モデル別では、高級なデザインと先端技術が特徴のジェネシスGV70が申請件数全体の36%を占め、「最も愛されている車両」に選ばれた。 KIAのTHE NEW SORENTOハイブリッドが30%でこれに続き、環境にやさしい車を好む消費者から高い人気を集めた。 現代のTHE NEW AVANTE(ザ・ニューアバンテ)は17.7%を占め、実用性を重視する若い世代と家族中心の消費者に愛されている様子がうかがえる。

<画像: chabotマイカー購入、2024国産車人気モデルBEST5>

月別の国産車申請データからも、いくつかの主要トレンドが確認された。 まず、ジェネシスGV70とG80がプレミアムセダンとSUV市場をリードし、月間上位圏へのランクインが定着したことが挙げられる。 KIAのTHE NEW SORENTOハイブリッドと現代のThe all new GRANDEUR(ザ・ニュー・オール・グレンジャー)ハイブリッドは、環境にやさしいSUVとセダンの代表モデルとして消費者の高い関心を集めた。 特に、7月~10月までSUVとハイブリッド車の人気が高まり続け、実用性と環境を重視する消費者のニーズにより、KIA、現代、ジェネシスの様々なモデルがまんべんなく愛されている様子がうかがえた。

リース・レンタル市場でも同様の傾向が見られた。 chabotの即時出庫サービスの申請件数を分析した結果、2024年リース・レンタル部門の人気ブランド順位は△KIA(29.9%)、△現代(22.2%)、△BMW(20.6%)、△ジェネシス(10.8%)、△ベンツ(9.8%)の順で、全体的にハイブリッドSUVとプレミアムセダンが主導する様子を見せた。

車種別では、KIAのTHE NEW SORENTOハイブリッドが全申請件数の10.8%を占め、「今年最も愛されたリース・レンタル車両」に選ばれた。 このモデルは、環境に優しく、SUV特有の実用性と広い空間が特徴で、家族中心の消費者にとっては特に魅力的な選択肢に入れられたことが分かった。 これに、△現代のTHE NEW AVANTE(8.8%)、△BMW 3シリーズ(8.2%)、KIAのThe new  Sportage(ザ・ニュー・スポーテージ)ハイブリッド(7.2%)、△現代のThe all new GRANDEURハイブリッド(6.7%)の順で続いた。

chabotは今年初め、「マイカー購入サービス」を発表し、輸入車と国産車の新車購入を希望する消費者に最適価格の比較見積もりと保険、施工の統合サービスなどを提供。顧客満足度を高めている。 毎月平均33.4%のサービス申請件数の増加率を記録しており、最近ではリース・レンタル商品に対する消費者のニーズの増加に伴い、スーパーカーのオーダーメイド購入コンサルティングなどのサービスの高度化に拍車をかけている。

Chabot mobilityの関係者は、「2024年は国産車、輸入車ともにハイブリッド・SUVと電気自動車が消費者の選好を主導し、自動車市場の主要トレンドとして定着した様子がうかがえた」とし、「chabotは今後もユーザーデータを基に市場の主要トレンドと消費者のニーズを反映した車両購入ソリューションを提供し、顧客満足度の向上に努めていく」と話した。

Chabot mobilityとは?

「ドライバーが昨日より良いモビリティライフを享受できる世界をつくろう」とのミッションと共に、2016年にモビリティ市場に参入しました。 モビリティのイノベーションを全てのドライバーが享受できるようにしなければならず、Chabotはドライバーの超密着モビリティアプリとしてドライバーに新たな経験を提供していきます。 デジタル保険専門サービスを提供する「Chabot  insurance(チャボット・インシュアランス)」と「INEOS GRENADIER(イネオス・グレナディア)」の輸入事業を展開する「Chabot Motors(チャボットモータース)」を傘下に置き、ドライバーのためのオールインワン車両ソリューション「chabot」、ディーラーの営業管理パートナー「chabotプライム」、「チャチーム長」のB2B2Cプラットフォーム事業を展開しています。自動車の購入から保険、車両管理、廃車まで、ドライバーとディーラーに必要な全てのソリューションを提供し、好循環の持続可能なデジタルエコシステムを構築しています。

chabotとは?

「chabot」は、車を買う・乗る・売るというドライバーのライフサイクルに必要な全てのサービスを一箇所に集め、一つのデータでワンストップで解決できるよう支援する「ドライバーライフ統合モビリティプラットフォーム」です。

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