ペットの心理及び行動分析ソリューションを提供するCAMI Labs(カミラボ)が、韓国・中小ベンチャー企業部(省)の民間投資主導型技術起業支援事業であるTIPS(ティップス、Tech Incubator Program for Startups)に選定された。今回の選定により、CAMI Labsは2年間で最大5億ウォン(約5,527万円)の研究開発(R&D)資金を支援され、ペットの行動問題解決のためにカスタマイズされたソリューション開発を加速する予定だ。
CAMI Labsは、ペットと飼い主の心理に基づいたデータ分析を通じて、飼い主がペットとの関係で経験する様々な問題を解決するオーダーメイドのガイドを提供している。CAMI Labsは、CNTTECH(シーエヌティーテック)-DB Dream Big(ディービードリームビッグ)投資組合1号から資金を調達し、CNTTECHの推薦を通じてTIPSプログラムに選定された。今回のTIPSでは、より精巧なデータを活用し、個々にカスタマイズされたソリューションを構築。ペットの飼育問題を迅速に解決できるよう支援する予定だ。
CAMI Labsのチョ・ユンス代表は、「今回のTIPS選定は、自社の技術力と革新性が認められた結果であり、CAMI Labsは、ペットの飼育において多くの困難を抱える飼い主が満足のいくペットライフを享受できるよう、より発展したソリューションを提供する」と話した。
CAMI Labsは今回のTIPS選定以外にも、2024年NEST第15期に選定されるなど、技術力と市場性が認められてきており、これをもとに今後のグローバル市場でも成長を図っている。特に、米国や日本など、主要ペット市場への進出を目指し、ローカライズされたソリューションを開発中だ。
現在、CAMI LabsはCAMI(カミ)サービスを通じて3万件以上のペットの心理データを蓄積し、これをもとに顧客満足度97%という高い成果を記録した。また、様々なデータベースの研究を通じて、ペットの遺棄・虐待問題の解決に貢献している。
今回のTIPSプログラムを通じて、CAMI Labsはペットの行動に対する問題の解決と飼育環境の改善を目指し、より革新的でパーソナライズされたサービスを提供する計画だ。
<報道資料提供:CAMI Labs>
原文: