ロボット宅配ソリューションを提供するWatt(ワット)が日本の宅配市場シェア1位の物流企業、ヤマト運輸と、ロボット宅配ソリューションの輸出契約を締結した。

Wattは昨年7月、東京のヤマト運輸本社で試験運行を通じて技術力と実用性を検証した。その後、両社は9月に日本国内のロボット宅配サービスの導入及び実証のためのMOUを締結。日本の共同住宅に適した運営シナリオの高度化及びローカライズ作業を経て、協力内容を具体化してきた。今回のソリューション供給契約を通じて、両社はロボット配送ソリューションの導入と実証のための戦略的協力を本格的に推進することになった。

ヤマト運輸は次世代の物流技術の開発に積極的に取り組んでおり、ロボットを活用した運営効率の向上を目指している。Wattの自律走行配送技術は、複雑な室内環境でも無人宅配を可能にする。

Wattのロボット配送ソリューションは、2025年中に東京都内の高級住宅団地や高層オフィスビルで実証運営される予定だ。実証期間中、ヤマト運輸は日本国内の主要建設会社と協力し、建物内のロボット宅配の運営モデルを検証する計画だ。

Wattのチェ・ジェウォン代表は「実証期間中、日本の建物環境内でサービスの完成度を高め、ヤマト運輸の輸送システムと連携し、Wattのロボット宅配システムが日本市場で定着するよう最善を尽くす」と話した。

Wattは、IBK企業銀行が運営する革新創業企業育成プログラム「IBK創工」7期に選ばれた。

原文:https://platum.kr/archives/254974