配達ロボットが横断歩道を渡る途中、車と接触事故を起こした。配達ロボットの運営会社と運転手は無事に和解に至ったとされている。
18日、あるインターネットコミュニティに、仁川の松島地域で3日、運転中に配達中の自律走行ロボットと衝突事故があったいう投稿が掲載された。ロボットの運営会社は、「Neubility(ニュービリティ)」であることがわかった。
投稿によると、道路の車両用信号が青に変わったにもかかわらず、一部の歩行者が信号無視で横断しており、運転手Aさんはそれをしばらく待ってから出発したところ、続けて無断横断を試みたロボットと衝突したという。
Aさんは、「事故の衝撃で助手席のヘッドランプとフェンダー、前後のドアが損傷した。」とし、「Neubility側は運転手側に過失があると主張しているが、信号無視で道路に飛び出したロボットを避けられなかった点を過失とされるのは納得できない。」と話した。
Neubility側は、「ロボットは、横断歩道では自律走行するか、信号認識が困難な環境ではリモート操作で走行する。事件当時、信号機の認識が難しく、他の歩行者が横断するのを見て青信号だと誤認して事故が発生したと考えられる。」と説明した。
さらに、「前例のない事故であるため、関連部署に報告し、改善・再発防止策を講じている。」とし、「運転手に事故の発生について謝罪し、警察への事故届出と保険処理についてを案内した。事後対応に問題がないよう万全を期す。」と付け加えた。
現在Aさんの投稿は両者合意後に、削除された状態だ。
<Neubilityの配達ロボット/写真=Neubility>
原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2024121820484936845