Bespin Global(ベスピングローバル)の日本合弁会社「Ggen(ジージェン)」が日本のMSP企業、Topgate(トップゲート)との買収・合併手続きを完了した。
Topgateは2006年に設立した日本のMSP企業だ。2013年にGoogle Cloud(グーグルクラウド)プラットフォーム(GCP)のサービスパートナー資格を取得した後、日本国内の様々な企業にGoogleクラウドソリューションとカスタマイズしたアプリケーションの開発を支援し、その地位を強化してきた。2023年にGoogle Cloudが贈る「今年のサービスパートナー賞(Services Partner of the Year – Japan)」を、今年は「今年の拡張パートナー賞(Expansion Partner of the Year – Japan)」を2年連続で受賞し、日本市場での実力を証明した。
Ggenは、重点的なインフラス力にTopgate(トップゲート)のアプリケーションの専門知識を統合し、Google Workspace(グーグルワークスペース)に関するインサイトを相互に共有することで、より強力な競争力を確保する。両社の統合後、1,000社以上の顧客を有するようになり、Google Cloudの専門人材も300人を超える。特に、Ggenは最近、日本政府の情報システムを総括管理するデジタル庁の公共クラウドサービスの支援事業を受注した。これは、Ggenの技術力と市場での信頼性を証明する重要な事例であり、今後、より多くのプロジェクトへの展開が期待されている。
Bespin Globalは2021年、日本のクラウドインテグレーター(Cloud Integrator)企業「Serverworks((サーブワークス)との協力の下、日本市場のGoogle Cloudの需要攻略を目指し、Ggenを合弁法人として発足させた。Ggenは、Google CloudとGoogle Workspaceの導入を支援しており、Google Cloudの最上位パートナーである「Google Cloud Premier Partner(グーグルクラウドプレミアパートナー)」と「Managed Service Provider(マネージド・サービス・プロバイダー)」の両方の資格を持つ日本で数少ない企業の一つだ。
日本市場での急成長が認められ、昨年、Google Cloudから「今年の革新的なパートナー賞(Breakthrough Partner of the Year – Japan)」の受賞企業にも選定された。代表的な顧客は、ビールで有名な食品・飲料メーカー「キリン」、日本2大航空会社の一社である「全日本空輸(ANA)」、地上波放送局「テレビ朝日(TV Asahi)」、大手不動産開発会社「三菱地所」、日本国内1位の生命保険会社「日本生命」などだ。
Ggenの羽柴孝代表取締役は、「Ggenは設立以降、Google Cloudの専門能力を基盤に急成長を遂げ、日本市場におけるクラウドイノベーションをリードする企業として位置づけられている」とし、「今回の合併で日本市場での地位をさらに固めることで、AI時代の組織の技術能力と運営効率をさらに強化できると確信している。Ggenの優秀な専門人材と共に、日本市場におけるクラウドとAIの導入をリードしていく」と話した。