グローバルVC(ベンチャーキャピタル)Antler(アントラー)の韓国支社AntlerKorea(アントラーコリア)がカンパニービルプログラム「スタートアップジェネレータ」5期を通じて設立されたスタートアップ8社に合計16億ウォン(約1.63億円)のプレシード投資を行ったと29日明らかにした。

Antlerは世界30都市で起業家を個人単位で発掘して支援している。特にスタートアップジェネレータプログラムは、様々な経験と専門知識を持つ予備起業家を選抜し、初期起業チームを構成して事業化を支援し、投資を行う。

AntlerKoreaは今回の期で1500人の志願者のうち75人を選抜、チームビルディングとビジネス検証過程を経て24チームを構成した。Fast-track(ファストトラック)を通じて選定した21チームまで含めた合計45チームに対する投資検討を行った後、今回の投資を執行した。

投資を受けたスタートアップは△Refundy(リファンディ)△revision(リビジョン)△FELZ (フェルツ)△Persly(パスリー)△paiperly(ペイパーリー)△obud(オブド)△Carers(ケアラス)△SilentSky(サイレントスカイなどだ。今回の5期ではFast-trackを通じて投資を受けたチームが初めて誕生したという点が特徴だ。

Antler Fast-trackでは極初期起業チームを対象に別途の投資審議委員会を経て迅速にプレシード投資を執行、投資を受けたチームはその後Antler正規プログラムに参加する。5期スタートアップは7月中旬のポートフォリオショーケースを通じて韓国内外の投資家に紹介される予定だ。

AntlerKoreaのチャン・ジェヒは「今回の5期投資チームは明確なビジネス問題を定義し、市場での検証を通じて成長可能性を立証したチームたち」とし「今後も革新的な起業チームを発掘し、彼らがグローバル市場に跳躍できるように積極的に支援する」と述べた。

<写真=AntlerKorea提供>

原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2025032816361822276