グローバルトラベルテック企業のyanolja(ヤノルジャ)が、国際レベルの情報セキュリティと個人情報保護体制を構築したことを証明した。yanoljaは、韓国本社をはじめ、主要グローバルメンバー社全体を対象に、国際標準化機構(ISO)が制定した情報セキュリティおよび個人情報保護の国際標準認証を取得した。
yanoljaが取得した認証はISO/IEC 27001(情報保護マネジメントシステム)とISO/IEC 27701(個人情報保護経営システム)だ。これは国際標準化機構と国際電気技術委員会が共同で制定した国際規格で、企業の情報セキュリティと個人情報保護管理体制を厳格に評価され付与される。
今回の認証は、yanoljaの韓国本社だけでなく、yanolja cloud solution(ヤノルジャクラウドソリューション、YCS)、GO Global Travel(ゴーグローバルトラベル、GGT)、sanha Information Technology(サナ情報技術)など、主要グローバルメンバー社全体を対象に行われた。これは、yanoljaが世界28カ国にまたがるグローバルネットワークに対して、国際基準に合致する厳格なセキュリティ体制を構築してきたことを示している。
yanoljaは200ヶ国あまりを対象にソリューション事業を展開してきたテック企業で、旅行産業に特化したバーティカルAIサービスの普及のためのグローバルデータセキュリティおよび個人情報保護力が公式に認められた。これにより、AI技術を先導する企業としての地位をさらに強化していくものとみられる。
yanoljaのキム・チャンオ情報保護最高責任者(CISO)は、「今回の認証で、より信頼性の高いデータインフラを基盤にバーティカルAI事業を加速していく」と話した。その上で、「今後も技術・サービス革新だけでなく、データセキュリティと信頼性の向上に集中し、世界中の顧客がより安全にサービスを利用できるよう、最善を尽くす」と付け加えた。