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デジタルヒューマンモーション生成ソリューション「FluentT」、TIPSに選定

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デジタルヒューマンモーション生成ソリューション「FluentT」、TIPSに選定

デジタルヒューマンモーション生成ソリューションスタートアップ「FluentT(フルエント)」が中小ベンチャー企業部の技術創業投資プログラム「TIPS」に選定された。

FluentTは今年初めにTIPS民間投資会社「SparkLabs(スパークラボ)」と韓国投資アクセラレータからシード投資を受け、1月にSparkLabsのアクセラレーティングバッチプログラム20期に選定された。今回のTIPS選定により、2年間最大5億ウォン(約5200万円)の資金をサポートされることになった。

中小企業ベンチャー部が主管するTIPSは、民間投資会社が選定した未来有望なスタートアップに技術開発と事業化を支援する民間主導型の技術創業育成プログラムである。

FluentTは、音声カメラベースの3Dアバターモーションキャプチャソリューションを提供するスタートアップである。AIモーションキャプチャ技術に基づいて、3Dアバターの精巧なボディやフェイスの動きを特別な装置なしで、PCモバイルでリアルタイムに素早く実現できるのが特徴だ。

このようなFluentTの技術力は、バーチャルヒューマンの実装にかかる多くの時間とコストはもちろん、リアルタイムの会話時の表情表現の限界などの問題を解決する。

今回のTIPSプログラムを通じて、FluentTはカメラベースのデジタルヒューマン生成ソリューション「Virtual Motion(バーチャルモーション)」の商用化はもちろん、音声ベースのデジタルヒューマンモーション生成ソリューション「Speech Motion(スピーチモーション)」の開発に注力し、グローバル市場への進出を目指す予定だ。

FluentTのチョン・イェチャン代表は、「バーチャルインフルエンサー、AI仮想アシスタント、インタラクティブゲームNPCなどのトレンドでバーチャルヒューマンの生成に対する需要が高まっている」とし、「韓国およびグローバル市場への進出でバーチャルヒューマンの領域での革新をリードしていく」と語った。

トップ画像:写真提供=FluentT

原文:https://mirakle.mk.co.kr/view.php?year=2023&no=409200

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韓国政府による革新的なスタートアップ支援プログラム「TIPS」|TIPSTOWN アン・ヨンイルセンター長|韓国のIT&スタートアップ業界専門メディア「KORIT」

TIPSとは、Tech Incubator Program for Startupの略語。民間の投資社が創業企業を選別し、民間投資と政府R&Dを連携し、技術を持った創業企業を支援する事業のこと。2013年に約30社程度の創業企業から始まり、2023年1月基準で2,134社の創業企業がTIPSに選定され、そのうち1社がユニコーン企業に選定、11社がIPO、62社がM&Aをするなどの成果をあげている。

korit.jp

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