ANIPEN、170億ウォン規模のシリーズB資金調達
ANIPEN、170億ウォン規模のシリーズB資金調達
メタバースプラットフォームや基盤技術を開発しているANIPEN(アニペン)が、170億ウォン(約17億5,600万円)規模のシリーズB資金調達を完了した。Anipenは今回の投資を通じて現在開発中のメタバースプラットフォームの構築と技術拡張を加速化させる計画で、IPO(新規上場)の準備も進める。
今回のラウンドには、韓国産業銀行、テシン証券、ATUパートナーズ、Neovalue(ネオバリュー)などの新規投資会社と、Ulmus Investment (アールマス・インベストメント)やMedici Investment(メディチインベストメント)など、既存の投資会社が参加した。
ANIPENは、拡張現実やXPS(eXtended Positioning System)の技術とメタバースが融合した文化財メタバース、マルチIP対応可能なコマースとコミュニケーション基盤のメタバースなどで注目を集め、韓国評価データが実施する投資用技術信用評価(TCB)において「リアルタイム型コンテンツ制作及びメタバースプラットフォーム開発技術」で最高等級の「超優秀(TI-2) 」を獲得。確固たる技術力を証明した。
Anipenの主な事業は、文化財メタバース(AR、XPS技術とメタバースが融合した文化財コンテンツアプリ)、マルチIP対応可能なコマースとコミュニケーション基盤のメタバース(XRコマースとコミュニケーションベースのメタバースプラットフォーム)、Catch Teenie Ping Game(キャッチ・ティーニピング・ゲーム)、Robocar Poli World AR(ロボカー・ポリ・ワールド・エイアール)、Pororo World AR(ARとキャラクターのモバイルゲーム)、Mini Commando World(ミニコマンドワールド、キッズ型メタバース)、Kakao Friends Photobooth(カカオフレンズフォトブース、3Dキャラクターと写真や映像が撮れるARキオスク、カカオフレンズのカンナムフラッグシップストアーが運営)などがある。
最近、自社サービスのダウンロード数は累積1,400万回に迫っている。
ANIPENのチョン・ジェウン代表は「今回のシリーズB資金調達は、拡張現実や人工知能(AI)と、コミュニケーションプラットフォームが融合したANIPENだけのメタバースサービスの構築を後押ししてくれた」とし、「実体のない曖昧な概念ではなく、ユーザーにとって実用的で役に立つメタバースサービスを開発するため、社員一丸となって技術開発に精進していく」と語った。
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