ニュース

FuturePlay、約16億円規模のプレIPOファンディング… SM、HOME&SHOPPING、KTなど参加

アイキャッチ
目次

FuturePlay、約16億円規模のプレIPOファンディング… SM、HOME&SHOPPING、KTなど参加

FuturePlay(フューチャープレイ)が、企業公開(IPO)を控え、150億ウォン(約16億円)規模のプレIPO(上場前持分投資)ファンディングを終えた。今回のプレIPOで認められた企業価値は2,000億ウォン(約210億円)に達する。

今回の投資には、SMエンターテイメント、HOME&SHOPPING(ホーム&ショッピング)、Redhill Asset Management(レッドヒル資産運用)、DSASSET Management(ディーエス資産運用)、KTなどが参加した。

特に今回の投資には、FuturePlayが未来の有望事業領域と考えるエンターテイメント、コマース、通信/デジタルプラットフォームなどの強者が参加した。これは、一般的に財務投資家が中心となるプレIPOラウンドとは異なり、IPO以降も強固な事業的味方になってくれる産業界の戦略的投資会社も多数参加したという点が特徴がある。

FuturePlayの2021年度営業収益(売上高)は、570億ウォン(約60億円)、当期純利益358.6億ウォン(約37億円)を記録した。自己資本(純資産)は、586.6億ウォン(約61億円、2021年末基準)である。FuturePlayは今回のプレIPOをベースに、企業公開に挑戦する計画だ。

FuturePlayは、2013年に設立されたスタートアップアクセラレーターで、技術を基盤としたスタートアップ発掘、育成、初期投資およびカンパニービル、大企業とのオープンイノベーションシステム構築に先駆けている。現在まで190社以上の企業に投資し、スタートアップだけでなく個人の能力強化と成長のための新規組織である「ヒューマンアクセラレーショングループ」を発足した。

特に、新規事業/プロダクト企画およびスタートアップカンパニービルの専門化/加速化のためのニューイニシアチブグループを通じ、無人化自動化ロボットキッチンプラットフォーム「Future Kitchen(フューチャーキッチン)」、人工知能(AI)ベースのビューティーテックスタートアップ「Future Beauty(フューチャービューティー)」、新規事業として発表された「Human Acceleration(ヒューマンアクセラレーション)」などに続き、様々な分野への新事業開発と拡張を進めている。

昨年5月には、LXインターナショナル、DB金融投資、PROPHET Asset Management(プラフィット資産運用)、Datasolution(データソリューション)などが参加した100億ウォン(約11億円)規模の、シリーズBの資金調達を終えた。

FuturePlayのリュ・ジュンヒ代表は「スタートアップと大企業を結ぶハブとして、FuturePlayの既存株主は単純な財務投資家ではなく、FuturePlayエコシステムの心強い助力者だった」とし、「今回のプレIPOラウンドに参加した投資家も、エンターテイメント、コマース、通信ネットワークなど多様な分野の専門性を持つ市場強者で、IPO以降も継続的にFuturePlayが創る新しいスタートアッププラットフォームに参加することを期待する」と明らかにした。

一方、FuturePlayはDAISHIN(デシン)証券を主管社に選定し、2022年内のIPOを目標に本格的なIPO作業に突入した。下半期上場を目標に、予備審査請求書を提出する計画だ。


原文:https://platum.kr/archives/187341

/media/Platum
記事を書いた人
Platum

Platum is a media service that specializes in startups, and its motto is "Startup's story platform".

  • ホーム
  • ニュース
  • FuturePlay、約16億円規模のプレIPOファンディング… SM、HOME&SHOPPING、KTなど参加