韓国内外のスタートアップ協力に向け「グローバルカンブ（パートナー）」ネットワーキングイベント開催

板橋（パンギョ）創業ゾーン運営機関の京畿（キョンギ）創造経済イノベーションセンターが23日、「第2回グローバルカンブネットワーキング（以下「グローバルカンブ」）のイベントを開催した。（カンブ：韓国語でパートナーなどの意味）

「グローバルカンブ」は、韓国内外のグローバル拡張需要企業が集まり、実質的な現地パートナーの発掘および後続ネットワーキングを続ける、京畿革新センター独自のプログラムだ。今年で2回目を迎えた今回のイベントには、韓国内外のスタートアップ計16社が参加し、相互協力を議論する時間を設けた。

参加企業のうち9社は、シンガポール、ロシア、メキシコ、香港、オランダ、バングラデシュなど、様々な国から韓国市場進出に成功した企業で構成された。このうち6社は、互いの技術・製品の情報交流など相互協力と海外進出に向けた4件のグローバルマッチマッチングと、1件のMOUを締結した。

韓国のスタートアップは、DEEP IN SIGHT（ディープインサイト：人工知能、3Dセンシング技術ベースの光学センサーソリューション）、lutra（ルトラ：日常のある瞬間をNFTとして残すアプリ「CLAM：クラム」）、Molpaxbio（モルパックバイオ：誘電体および合成データ生成技術ベースのAI病理診断医療機器)、エヌオープン（セキュリティカードを活用した顔認識本人認証ソリューション）、Gentle Energy（ジェントルエネルギー：デジタルツイン工場実装のためのメタデータ収集プラットフォーム）、ArmorBearer（アーマーベアーラ：AI&ブロックチェーン技術が適用されたデジタル国際物流システム提供カーゴパスポートシステム）、DOCSCON（ダックスコン：デジタルコンテンツ全過程支援デジタル教育プラットフォームサービス「Claverse：クラバース」）が参加し、自社の製品と関心協力分野を紹介した。

海外スタートアップとしては、Filmplace（フィルムプレイス、世界中の撮影地およびクリエイター接続プラットフォーム）、Schoice（エスチョイス、オンラインコーディング教育および就業連携サービス）、TicTag（ティックタグ、データタグ付けウェブUI、クラウドソーシングモバイルアプリゲーム化）、K-magazine（ケイマガジン、韓国文化専門デジタルメディアおよびイベント）、OneCharge（ワンチャージ、AIベース電気自動車充電所）、KadaKudu（AIベースのカスタムメイドの手作り靴製作サービス）、Scanderm（スキャンダーム、AI写真認識を介した皮膚疾患分析測定ソリューション）、1AI（ワンエーアイ、産業用非対面機械欠陥メンテナンスソリューション）、Sigmind（シグマインド、AIベースの物体認識、車両番号認識スマートカメラ）が共にした。

各企業関係者の会社紹介後には、全参加者間のネットワーキングが行われ、実質的な協力連携のために関心企業間の個別ネットワーキングまで続いた。

イベント会場で相互協力のため、グローバルカンブ締結を進行した企業は「Sigmind-DEEP IN SIGHT」、「Sigmind-Gentle Energy」、「ProSpace（プロスペース・Gentle Energy（書面）」、「Filmplace-lutra」の全4件で、このうち「Filmplace-lutra」は、事前ミーティングにより具体的な事業提携議論を終え、イベント会場でMOUを締結した。

京畿イノベーションセンター関係者は「創業ゾーンをグローバル創業ハブとして造成するため、韓国内外の創業者間の自由な交流・協力の場を継続して設ける」とし、「今後も多様な海外パートナー発掘機会を提供する計画」と明らかにした。

原文：https://platum.kr/archives/188190