江南貿易センター・テヘラン路で配達ロボット走る
江南貿易センター・テヘラン路で配達ロボット走る
韓国を代表とするMICE団地(会議、観光、コンベンション、展示が集結している観光産業団地)の貿易センターとスタートアップの産室テヘラン路で配達ロボットの商用化が進められる。
Woowa Brothersのコンソーシアムの「テヘラン路ロボット街づくり事業」がロボット産業振興院が主管した「AI・5G基盤大規模ロボット融合モデル実証事業」に選定された。先立ってWoowa Brothersはソウル市と江南(カンナム)区など自治体と貿易センターを管理するWTCソウル、LG電子、LX韓国土情報公社とコンソーシアムを構成した。
今回の支援事業の選定により、Woowa Brothersはソウル貿易センターとテヘラン路一帯でサービングロボット、配達ロボットなどを通じた配達サービスを段階的に実施する予定だ。韓国でサービング、配達など複数のロボットサービスを一箇所で同時に実現するのは今回が初めてだ。
Woowa Brothersは、今月8月、貿易センター内の飲食店を対象にサービングロボットを運営する。今回投入されるサービングロボットは今年3月初めて披露された「ディリーS」だ。このロボットは既存モデルと比べ安定性が大幅に向上し、大型LCD画面が適用され、サービング以外の接客機能まで備えている。Woowa Brothersは今年2月まで全国500カ所あまりの外食店に630台あまりののサービングロボットを供給した経緯がある。
10月には三成洞(サムソンドン)トレードタワーでオフィス勤務者を対象に屋内D2D(Door to Door)ロボット配信サービスを発売する。建物オフィスで配達の民族(配達アプリ)を通じてCOEXモール内の飲食店の食べ物を注文すれば、室内配達ロボット「ディリータワー」が配達する方式だ。ディリータワーは出入り口、エレベーターなどと連動し、人の助けなしに自由に移動して配達サービスを提供する。特に今回の実証事業には初めてLG電子の「クロイ・サブボット」モデルをディリータワーとして活用する。
来年は配達ロボットのサービスエリアをテヘラン路に広げる。まず、トレードタワーのほか、近くの他のオフィスビルでもディリータワーを活用した室内D2Dサービスを推進する。配達の民族の室内外配送ロボット「ディリードライブ」を活用した屋外D2D配信サービスも披露する。ディリードライブが飲食店で食べ物を受け取った後、テヘラン路の他のオフィスまで配達する方式だ。Woowa Brothersは、昨年11月から京畿道(キョンギド)、水原(スウォン)、広橋(クァンギョ)アイパークで室内外のD2Dロボット配信サービスを行っている。
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