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CES 2024イノベーション賞を受賞したK-スタートアップ「ヘルスケア」が好調、69%がソウル・京畿に位置する

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CES 2024イノベーション賞を受賞したK-スタートアップ「ヘルスケア」が好調、69%がソウル・京畿に位置する

「世界家電展示会(CES)2024」イノベーション賞を受賞した韓国のスタートアップは、ヘルスケア(Digital Health, Accessibility & Aging Tech)産業の割合が最も高いことが分かった。

STARTUP ALLIANCE(スタートアップアライアンス)が発表した資料によると、産業別に見ると、最も多く受賞した産業群はヘルスケアで、合計30(25.86%)のスタートアップがCES 2024イノベーション賞を受賞した。CES2024最高イノベーション賞を受賞した3Dプリント義手開発企業「Mand.ro(マンドロ)」をはじめ、AI前立腺癌診断ソリューション「deep bio(ディープバイオ)」や再生医療スタートアップ「Plcoskin(プルコスキン)」などがある。

2番目にイノベーション賞が多い産業群は、スマートホーム&スマートシティ分野(Smart Cities, Smart Home, Home Appliances)だった。全116件中14件(12.07%)のスタートアップが受賞した。代表的に、スリープテックスタートアップ「10minds(テンマインズ)」と非接触タッチ技術を開発した「VTOUCH(ヴイタッチ)」がある。10mindsは最高イノベーション賞を受賞し、VTOUCHは2021年から今年まで4年連続でCESイノベーション賞を受賞した。最近、大規模な資金を調達したスタートアップもある。電気自動車充電ソリューション「CHAEVI(チェビ)」を運営する「DAEYONG CHAEVI(デヨンチェビ」は、昨年6月にシリーズC投資で1200億ウォン(約131億円)を調達した。都心航空モビリティ(UAM)スタートアップ「PABLO AIR(パブロ航空)」は、昨年10月にプレIPOシリーズで210億ウォン(約23億円)を調達した。

今回のCESで核心分野とされた人工知能(AI)は、12社(10.34%)のスタートアップが受賞した。特に画像/映像ベースのスタートアップの活躍が目立った。最高イノベーション賞を受賞したECサイトのイメージ制作スタートアップ「STUDIO LAB(スタジオラボ)」をはじめ、「mAy-I(メイアイ)」と「Pion Corporation(パイオンコーポレーション)」は映像ベースのスタートアップ、「Onoma AI(オノマエーアイ)」と「KREAM(クリーム)」はウェブトゥーンのスタートアップだった。

持続可能(Eco-Design & Smart Energy, Sustainability)分野では、11(9.48%)のスタートアップが受賞した。バイオ、モビリティ、気候テックなどテーマも多様だった。 「ANPOLY(エーエヌポリー)」は、プラスチックに代わる新素材を開発するスタートアップで、2022年にシリーズB資金調達を受けた浦項(ポハン)工科大学の研究室創業の企業だ。「HYDROLUX(ハイドロラックス)」は、水素貯蔵システムを開発する水素産業企業で、2021年に創業し、短い業歴にもかかわらず、昨年にプレBシリーズ資金を調達した。もう一つの持続可能なスタートアップには、電気自動車のバッテリー企業「POEN(ポエン)」、AIビジョン微細粉塵モニタリングのスタートアップ「Deep Visions(ディープビジョンズ)」などがある。

他にも▴デバイス分野(Accessories & Apps, Mobile Devices, Wearable Technologies)10部門▴人間の安全保障(Human Security for All, HS4A)7部門▴Web3分野(Web3 and Metaverse Technologies, XR Technologies & Accessories)7部門がイノベーション賞を受賞した。

今年のCESでイノベーション賞を受賞したスタートアップの所在地を分析した結果、イノベーション賞を受賞した116社のうち80社(69%)はソウルと京畿(キョンギ)に集中していた。このうち、ソウルに位置するスタートアップは56社(48.28%)、京畿に位置するスタートアップは24社(20.69%)だった。続いて大田(テジョン)と慶尚(キョンサン)に7社(6.03%)があった。

ソウルはヘルスケアと人工知能分野のスタートアップが多かった。ソウルにあるイノベーション賞を受賞したスタートアップ56社のうち、ヘルスケア分野が12社(21.43%)で最も多く、次に人工知能(AI)分野が9社(16.07%)だった。スマートホーム&スマートシティ分野7件(12.50%)とデバイス分野6件(10.71%)が続いた。

慶尚地域のイノベーション賞を受賞した7つのスタートアップのうち3つ(42.86%)は持続可能分野だった。慶尚道地域は昨年、グリーン・デジタル分野のスタートアップ育成インフラである「グリーンスタートアップタウン」造成事業に選定された。前述のANPOLYとHYDROLUXのほか、プラスチックリサイクルスタートアップ「REPLA(リプラ)」が慶尚南道(キョンサンナムド)地域のスタートアップだ。

大邱(テグ)地域のCESイノベーション賞を受賞したスタートアップは、主にヘルスケア企業が多くを占めた。イノベーション賞を受賞した4つのスタートアップのうち3つ(75%)がヘルスケア分野だった。大邱市はデジタルヘルスケア分野を5大新産業に設定し、積極的にヘルスケア産業を育成している。

続いて光州(クァンジュ)4社、仁川(インチョン)3社、海外3社が今年のCESイノベーション賞を受賞した。



原文:https://platum.kr/archives/221089


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