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Google-ソウル市、AIスタートアップを育てる...「AI Startup School with Seoul」発足

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Google-ソウル市、AIスタートアップを育てる...「AI Startup School with Seoul」発足

Google for Startups Campus(グーグルスタートアップキャンパス)が3月5日、ソウル市と共にAI分野のスタートアップ育成のための「AI Startup School with Seoul(AIスタートアップスクールウィズソウル)」オリエンテーションを開催し、プログラムのスタートを告げる。

「AI Startup School with Seoul」は、全世界の初期スタートアップ起業家を支援するGoogleの参加型教育プログラム「スタートアップスクール」のAI部門に特化したプログラムだ。

淑明(スンミョン)女子大学の雪花広場ホールで行われるAI Startup School with Seoulオリエンテーションイベントには、オ・セフンソウル市長、Google Koreaキム・ギョンフン社長、マイク・キムGoogleスタートアップキャンパスアジア太平洋地域総括などをはじめ、約800人の参加者が集まり、プログラムの開始を祝う時間を持つ計画だ。

特に現場では、プログラム参加者のための祝辞と詳細なプログラム案内とともに、成功したAIスタートアップ設立経験を持つ起業家のインサイトを共有するラウンドテーブルイベントも開催される。このセッションには、Google女性Founders Fund(ファウンダーズファンド)選定企業である「Munice(ムニス)」のクォン・ソヒョン代表、AI基盤プロップテック企業「Zenerate(ジェネレイト)」のチョン・ガヘCTO、スタートアップベンチャー投資の専門家であるTCK Investments(TCKインベストメント)Mark Tetto(マーク・テット)共同代表理事、韓国コーディングコンテンツYouTubeクリエイター「チョ・コーディング(チョ・ドングン)」が参加し、「人工知能(AI)の未来について」をテーマに、スタートアップの成長とAIの必要性、活用方法などについて議論し、AIスタートアップスクールプログラムの方向性を検討する予定だ。

オ・セフン市長は「今年は、ソウル市行政がデジタル大転換(DX)から人工知能大転換(AX)時代に変化する元年となり、すでにAIケアロボットを活用した独居高齢者の孤独死予防、AIベースの人波検知スマート監視カメラなど、様々な分野に先導的に人工知能技術を取り入れている」とし、「AI活用力と技術力に挑戦と成長の”起業家精神”を加え、韓国を代表する未来資源として成長することを応援したい」と述べた。

Google Koreaのキム・キョンフン社長は「ソウルの若者のAI技術の理解度を高め、優秀なスタートアップを育成するために、ソウル市と協業し”AI Startup School with Seoul”プログラムを発表した」とし、「今回のプログラムが、韓国のAIスタートアップエコシステムの強化と革新に貢献することを期待している」と述べた。

本プログラムはイベント初日の3月5日(火)から4月9日(火)まで6週間、毎週火曜日にソウル淑明女子大学の雪花広場ホールで行われる。プログラムセッションは、若者が起業家精神を養い、AI技術を含め、スタートアップ運営に必要な能力を養うことができるように構成されている。5日に行われる最初のセッション「起業家精神ワークショップセッション」では、スタートアップを運営しながら問題を解決する姿勢や視点、問題解決における技術の活用方法などが詳しく紹介される予定だ。その後、戦略的な製品ストーリーテリング、Google広告での顧客獲得戦略、スタートアップのためのAIおよびクラウドツール紹介、成功に向けたリーダーシップ原則、革新的なAIスタートアップ起業家との談話など、様々なセッションが提供される予定だ。

ソウルの大学生、初期・予備起業家であれば、セッションごとに先着1,000人まで無料でプログラムに参加することができ、希望すればすべてのセッションに登録することができる。現在、各セッションとも残りわずかとなるほど参加申し込みが続き、参加者の高い関心が寄せられている。また、プログラム参加者には、今後Google for Startups Campusで開催されるトークシリーズやスピーカーセッションなど、さまざまなプログラムに優先的に参加できるよう、特典を付与する。

2015年に世界で3番目、アジアで初めて設立したGoogle for Startups Campusソウルは、起業家のための空間であり、スタートアップコミュニティとして、2015年の開館以降、130以上のスタートアップを支援している。2022年末までに7,059億ウォン(約792億円)の累積資金調達と3,700以上の雇用創出を達成している。また2023年には「Startup Schoo釜山」、淑明女子大と共に進める「Startup School:Student Edition(スタートアップスクール・スチューデントエディション)」などを進め、韓国の人財やスタートアップの成長を積極的に支援してきた。



原文:https://platum.kr/archives/223661


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