ニュース

B2Bメンタルヘルスケア・スタートアップ「愉快なプロジェクト」、Dunamu & Partnersなどから12億ウォンの資金調達

アイキャッチ
目次

B2Bメンタルヘルスケア・スタートアップ「愉快なプロジェクト」、Dunamu & Partnersなどから12億ウォンの資金調達

B2Bメンタルヘルスケア・プラットフォーム「Clify(クライフィー)」を運営する「愉快なプロジェクト」がDunamu(トゥナム)の投資子会社であるDunamu & Partners(トゥナム・アンド・パートナーズ)と米・シリコンバレーの500 Globalから12億ウォン(約1億3,400万円)規模の資金調達をした。

「愉快なプロジェクト」は、B2B顧客の心理カウンセリングの需要を攻略、健全な心理カウンセリング文化を形成し、市場に定着させる方針だ。大企業の役員、弁護士、消防士など分野別企業や機関の関係者が業務の過程で直面する問題に最適化した心理カウンセリングプログラムを精神科医と協業して独自に開発。人工知能を活用して分野別の専門カウンセラーをマッチングさせて企業側にサービスを供給している。

このため、韓国の精神健康医学および外傷後ストレス障害の分野の最高権威として認められているペク・ジョンウ慶熙(キョンヒ)大学教授をCMO(Chief Medical Officer)に迎えたほか、韓国内外の精神科医22人がエンジェル投資家として参加するなど、専門性を内在化した。

既に事前運営期間だけでも、韓国内の大手エンターテインメント企画会社をはじめ5社にサービス提供を開始。年間1億ウォン(訳1,122万円)以上のEAP(Employee Assistance Program・勤労者支援プログラム)契約も控えるなど、企業側の潜在的な需要を確認した。

「愉快なプロジェクト」を起業したホン・ジュヨル代表は、2015年にミールキットスタートアップ「Tasty9(テイスティナイン)」を創業し、2022年、fresh easy(フレッシュイージー)とのM&A当時、ミールキット業界唯一の黒字転換と売上高800億ウォン(約89億8,200万円)を成し遂げた。Dunamu & PartnersはTasty9の最初の機関投資家だった。

「愉快なプロジェクト」のホン・ジュヨル代表は、「企業に最適化したプログラムと専門カウンセラーのマッチングで、社員の効果的なメンタルケアを支援し、業務能率の向上と企業成長を支援したい」とし、「創業以来、厚い信頼を築いてきたDunamu & Partnersとの同行は意義深く、共にメンタルヘルスケアの新たなパラダイムを作っていきたい」と話した。

Dunamu & Partnersのイム・スジン・パートナーは、「一度成功した起業経験の後、再び起業したホン・ジュヨル代表の挑戦を再び支援したいと考えており、既に検証された強力な事業実行力を基に、精神保健分野の新たな社会的価値を創出できることを期待している」と話した。

Dunamu & Partnersは2018年に設立したDunamuの投資子会社で、Dunamuはスタートアップエコシステムの活性化のためにDunamu & Partnersに累積2,410億ウォン(約270億6,300万円)を出資した。これまでに計62のスタートアップに1,554億ウォン(約174億5,000万円)を投資。韓国内の金融産業のデジタル革新、グローバルの舞台で認められる技術競争力の開発、社会的インパクトの創出に挑戦するスタートアップに集中的に投資してきた。主な投資企業としては、Travel Wallet(トラベルウォレット)、Rebellions(リベリオン)、Qraft Technologies(クラフト・テクノロジーズ)、Inno Class(イノクラス、旧Genome Insight)などがある。



原文:https://platum.kr/archives/223924



/media/Platum
記事を書いた人
Platum

Platum is a media service that specializes in startups, and its motto is "Startup's story platform".

  • ホーム
  • ニュース
  • B2Bメンタルヘルスケア・スタートアップ「愉快なプロジェクト」、Dunamu & Partnersなどから12億ウォンの資金調達