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Autonomous A 2Z、340億ウォン規模のシリーズB資金調達...無人モビリティ量産へ

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Autonomous A 2Z、340億ウォン規模のシリーズB資金調達...無人モビリティ量産へ

無人モビリティを開発するAutonomous A 2Z(オートマス・エイトゥーズィー)が340億ウォン(約37億5,400万円)のシリーズB資金調達を完了した。Autonomous A 2Zは今回の投資金を無人モビリティ車両プラットフォームの量産化開発と海外進出のための資金として使用すると明らかにした。

Autonomous A 2Zが開発中の無人モビリティは、ボックスカー型の12人乗り無人シャトル(PROJECT MS)と300kg以上の積載が可能な無人配送(PROJECT SD)の2車種。一般公道において最高速度60km/hで完全無人による運行が可能だ。この車両は、今月19日に開催予定の2023大韓民国未来モビリティエキスポ(DIFA)で初めて公開予定だ。

今回の投資には、韓国産業銀行、ハナ証券/ハナベンチャーズ、KB証券、XPLOR INVESTMENT(エクスプロインベストメント)などの新規投資家とkakao mobility(カカオモビリティ)、KB Investment(ケイビーインベストメント)、K&Investment Partners(ケイアンドインベストメントパートナーズ)などの既存の投資会社が参加した。

Autonomous A 2Zが開発している無人モビリティソリューションは、スマートシティに基づいて運営される。このような事業モデルにハナ/KB金融グループは、自律走行車保険/リースなどの新規金融商品との連携を、GS建設のCVCであるXPLOR INVESTMENTとは、GS建設の韓国内外のスマートシティ事業に共同で参加できるシナジー効果を期待する。

Autonomous A 2Zは今回の投資と共に、ハナ証券、KB証券を韓国株式上場のための共同主幹社として選定し、2025年の上場準備に本格的に突入する。

Autonomous A 2Zのハン・ジヒョン代表は「今回投資を受けた340億ウォン(約37億5,400万円)の投資金で無人モビリティプロト車を試験生産し、25年の上場後、本格的なパイロット量産を開始する予定だ」とし、「現在進行中のシンガポール実証事業と協議中の欧州公共自動運転シャトル事業にもAutonomous A 2Zの無人モビリティプラットフォームを活用し、本格的なグローバル市場進出に拍車をかける」と明らかにした。

今回の投資に参加したKB証券のチョン・ソンフン部長は、「Autonomous A 2Zは圧倒的な実証力でソフトウェアの完成度を示しているスタートアップ」とし、「他の自動運転企業とは異なり、確実な収益モデルを掲げ、車両製造に対する高い理解度を持つスタートアップであることから、今回の投資に参加した」と話した。

Autonomous A 2Zは今年3月にグローバルコンサルティング会社であるGuidehouse Insights(ガイドハウスインサイツ)が発表したグローバル自動運転企業ランキングで韓国企業としては唯一13位に選定された。2018年設立以来、現在までに韓国内外の10都市において、自動運転車両の実証運行を通じ約30万km以上の公道の自動運転データを確保した。

ハン・ジヒョン代表は、「厳しい投資環境でもAutonomous A 2Zを信じて投資してくれた投資会社に感謝の意を表し、今回の投資を通じて本格的な無人モビリティの量産化プロジェクトを推進する。同時に、2025年の量産による売上増とIPOの推進、そしてグローバル自動運転TOP5入りで、未来モビリティ市場をリードしていきたい」と意欲を語った。



原文:https://platum.kr/archives/214809



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