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AI分野のK-スタートアップ、OpenAIが育てる...マッチングデイ・イベントがシリコンバレーで開催

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AI分野のK-スタートアップ、OpenAIが育てる...マッチングデイ・イベントがシリコンバレーで開催

3月14日(現地時間)、米・シリコンバレーに位置するOpenAI(オープンエイアイ)本社で、「K-Startup & OpenAI Matching Day in US」と題したイベントが開かれた。2024年グローバル企業協業プログラムに参加し、OpenAIと協業を行うスタートアップの最終発表評価が行われた。

中小ベンチャー企業部(省、中企部)は昨年6月、OpenAI代表のサム・アルトマン氏を招待して開催した公開懇談会で、OpenAIとグローバル企業の協業プログラムを通じてAI分野の韓国の有望スタートアップを共同育成することで合意した。昨年12月には韓国で「K-Startup & Open AI Matching Day」と題したイベントを開催し、OpenAIとの協業プログラムに応募したスタートアップ220社を対象に書類審査と予選発表評価を行い、スタートアップ14社を選定した。

韓国内予選で合格を勝ち取ったAI分野の有望スタートアップ14社が、今回は米OpenAI本社の幹部の前で再びステージに上がった。

中小ベンチャー企業部のイム・ジョンウク創業ベンチャー革新室長とイム・ジョンテク駐サンフランシスコ大韓民国総領事の激励の挨拶に続き、スタートアップの熱心な発表が行われ、OpenAIの幹部たちと様々な質疑応答が交わされた。

発表終了後、OpenAIの幹部たちの現場評価を基に「MarinaChain(マリーナチェーン)」、「Waddle(ワドル)」、「Cliwant(クライウォント)」の3社が「潜在力賞(Most AGI Potential Award)」を受賞した。

この日のイベントのハイライトは、当初予定されていなかったOpenAIのサム・アルトマンCEOの会場訪問だった。サム・アルトマン氏は、スタートアップの代表を激励し、質疑応答の時間を持った。スタートアップの代表者たちは、GPT-5のリリース計画、AI技術の未来、AIチップの生産など様々な質問をし、サム・アルトマン氏は一つ一つの質問に答えた。

中小ベンチャー企業部は、OpenAI所属の専門家の評価結果と支援事業の参加要件の検討を総合し、2024年度グローバル企業協業プログラムに参加するスタートアップ10社(Asleep、Cliwant、DKMediInfo、MarinaChain、NEXTPAYMENTS、Ninewatt、LEARN KOREAN IN KOREAN、TURING、Waddle、Weraser)を選定した。最終的に選定されたスタートアップは中企部から事業化資金(最大2億ウォン、約2,239万円)の支援のほか、OpenAIからOpenAIのサービス利用のためのクレジット、専門家のメンタリングとコンサルティングなどの支援が受けられる。

オ・ヨンジュ長官は「今回のイベントに参加したスタートアップがOpenAIとの協業を通じて、グローバル競争力を備えたAI企業に成長していくことを期待している」とし、「中小ベンチャー企業部は、韓国の有望なスタートアップの技術開発能力の向上とグローバル進出拡大のために、OpenAIのように各業界をリードしていくグローバル企業との協業を持続的に拡大していく」と話した。



原文:https://platum.kr/archives/224395



/media/Platum
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