支援金を受ける車両取引サービス「carding」開始

モビリティスタートアップのcarding（カーディング）が、自動車リース、長期レンタカーの中途解約時に発生する高い違約金問題を解決するため、支援金ベースの承継取引プラットフォーム「carding」を立ち上げた。

最近、車両利用パターンは、所有から使用に認識が変化し、これを裏付けるように韓国の自動車リース、長期レンタカー市場も年間20兆ウォン以上（約2兆2468億円）市場として急成長したが、その裏側には中途処分車両も大幅に増加し、残りの利用料に対して平均40%以上の高い中途解約違約金問題でカープアー（車貧乏）が増えている。

自動車リース、長期レンタカーは、解約違約金を支払う中途解約の代わりに、契約を第三者に譲渡して車両を処分することができるが、これを承継という。販売者は承継購入者に解約違約金より負担の少ない金額を現金で支援することで車両処分が可能であり、承継購入者は初期費用なしでむしろ現金支援金を受け、無償修理保証期間が残っている新車級の車両をリーズナブルな価格で利用できるリース、レンタカーの中途処分取引の現実的な代替市場である。

しかし、承継取引は一般中古車取引に比べて車両価値の算定が難しく、取引手続きも複雑であるため、単純取引中心の従来の直取引市場では不安であり、業者代行取引は代表的な情報の不一致が多く、高い仲介手数料を負担しなければならず、様々な取引方式が共存する分散化された市場である。

cardingは「承継支援金ビディング（car + biding）」の略で、既存の承継取引流通構造の固定観念を脱却した支援金ベースの専門直取引プラットフォームを開発し、購入者が安全に取引できるよう、アクセス性を高め、簡単かつクリアに取引可能なサービスを提供する。

販売者は車両番号と所有者認証だけで国土部（国土交通省に相当）車両情報を自動生成し、簡単な車両登録と情報提供のクリア性を高め、買い手は一度の検索だけで希望する車両検索と周辺の支援金検索が同時に可能なモバイルベースの特化されたユーザー体験を提供し、承継取引に特化した費用計算レポートを提供し、取引の利便性を高めた。

cardingのカン・ジフン代表は、承継市場の革新を通じて虚偽の商品が多数存在する従来の中古車流通市場とは切り離された安心な直接取引市場を提供し、新車級の車両を支援金を受けて誰でも簡単かつクリアに取引できる新しいリッチマーケットを創出し、これをさらに高度化してリース市場が成長している東南アジアへの市場進出の抱負を明らかにした。