Caredoc、昨年売上高103億ウォン…前年比140%成長KORIT

Caredoc、昨年売上高103億ウォン…前年比140%成長

シニアのトータルケア企業であるCaredoc（ケアドック）が、全国的なインフラを基盤とした長期療養事業と積極的なシニアハウジング新事業を基盤に、昨年103億ウォンの（約11億6500万円）売上を上げ、前年比140%以上成長した。

Caredocは、2023年の一年間で103億ウォンの売上を記録し、前年度の売上高である約43億ウォン（約4億8600万円）を2倍以上上回る成果を上げた。累積取引額は1700億ウォン（約192億円）を超え、今年の年間売上高250億ウォン（約28億2800万円）を目指している。

Caredocの売上好調には、長期療養事業部が運営している全国の25の訪問療養センターと2023年にスタートしたシニアハウジング新事業の迅速な市場定着が主な要因と分析される。

2022年4月に最初の訪問療養センター直営店（ノウォン店）をオープンしたCaredoc長期療養事業部は、ソウルと京畿（キョンギ）、釜山（プサン）など、全国拠点地域を中心に10の直営店と15のフランチャイズ店を急速に拡大してきた。その後、1号店を出してから1年4ヵ月後の昨年8月には、1000%の売上高の成長で黒字転換に成功し、年間売上高は前年比約266%、サービス利用介護受給者は約134%増加し、持続的に収益を創出する孝行事業部に生まれ変わった。

急速に収益性を証明しているCaredocのシニアハウジングの新事業も目を引く。Caredocは昨年から独自の住宅ブランド「CareDocケアホーム」と「ケアステイ」などを立ち上げ、シニアの利便性や健康状態、介護の必要性に応じて様々な形態の住居福祉施設を用意するための新事業に拍車をかけてきた。その結果、昨年12月の住宅事業部門の月次売上高は2023年1月と比較し3倍近く増加し、月平均9.5%以上の成長曲線を描いている。

特にケアホームは、中間段階のシニア住宅施設として、高価なプレミアムシニアタウンと伝統的な老人ホームの二極化した高齢者住宅市場の問題を打開し、市場に参入した。ペゴッ新都市店はオープンから3ヶ月で、非給与棟の契約率100%を達成し、ソンチュフォレスト店と今年3月にオープン予定の龍仁（ヨンイン）ザ・ファースト店まで、入居契約がスピーディーに締結されている状況だ。このような堅固な需要層に支えられたCaredocは、年内に関連施設を30号店まで増やし、最大2000人のシニアが入所できるようにする計画だ。

Caredocは、ケアホーム以外にも様々なタイプの住居施設を供給するため、Lotte Hotel（ロッテホテル）、HDC Incons（エイチディシーアイエヌコンズ）、KOREIT ASSET（コレート資産運用）、SK D&D（エスケーディーアンドディー）、SEON（サン）エンジニアリング、STS開発、ZERO TO N（ゼロツーエヌ）などと協業し、都心型シニアタウンの造成にも取り組む予定だ。また、東灘（トンタン）での大規模シニア住宅供給のためのヘルスケアリッツコンソーシアムにも参加意向書を提出し、1000戸以上の分譲型高齢者福祉住宅開発コンサルティングと委託運営の準備もスピードアップしている。

これとともに、Caredocは釜山（プサン）や慶尚南道（キョンサンナムド）など、非首都圏地域への高齢者住宅供給にも乗り出す。シニア特化設計に強みを持つHAEAHN Architecture（へアン建築）と業務協約を結び、自社のシニアケアのノウハウを組み合わせ、高齢者の活動範囲、行動パターンなどのデータに基づいたシルバー住宅を開発することで、地方の高齢者住宅空家も積極的に解決していく方針だ。

これにより、介護専門企業に加え、シニアハウジング専門運営会社としてのアイデンティティを確立したCaredocは、事業のボリュームを大幅に拡大し、市場支配力をさらに強固にすることで、将来の成長の基盤を築き、収益性まで大きく引き上げるという抱負を明らかにした。新事業着手1年目にして、Caredocが描いてきたシニア住環境の完成予想図が急速に具体化していることもあり、今後の収益実現と黒字転換の期待感はさらに高まっている。

Caredocのパク・ジェビョン代表は「2023年は、専門的なケアサービスを享受できる全国拠点型ケアインフラ構築を完成させると同時に、劣悪な高齢者の住居環境を改善するためのシニアハウジング事業の基礎を固める年だった」とし、「今年は市郡区単位で訪問療養センターを開設し、ケア環境をさらに充実させ、シニアコンディションに応じた住居空間づくりにさらに力を注ぎ、超高齢社会の中で高齢者の尊厳の価値を実現する中心企業に生まれ変わる」と述べた。

原文：https://platum.kr/archives/223016