旅行コンテンツベースのOTA企業「MomentStudio」、Newborn Venturesからシード資金調達

旅行を楽しむ誰もが、旅行を通じて収益を得ることができるコンテンツベースのOTA（オンライン旅行会社）企業「MomentStudio（モーメントスタジオ）」が、アクセラレータNewborn Ventures（ニューボーンベンチャーズ）が運用しているニューボーンプライベート投資組合1号から、シードラウンド資金を調達した。金額は非公開だ。

MomentStudioのコアサービスは、旅行という大きな枠組みの中で、誰もが旅行者（消費者）とクリエイター（販売者）になれるという点にある。旅行者は、過去のパッケージ形式の定型化された旅行ではなく、実際の経験から好みに合った自由な旅行先を選択することができ、クリエイターは楽しい思い出に満ちた旅行経験をエディター機能を介してコンテンツを作成し、中小旅行企業、小規模事業主の商品と連携しながら収益を創出することもでき、既存の旅行市場と大きな差別性を持っている。

MomentStudioは、韓国OTA市場で新しい市場のリーダーとして、今年1月のサービスリリース以降、現在までにクリエイター登録者4,600%増加（3,150人）、累積取引額10億ウォン（約1億1000万円、9月基準）、パートナー提携150%（25社）、MAU26万人達成など、プラットフォームとしての主要指標を毎月更新している。

MomentStudioシン・ソンチョル代表は「これからの旅行市場は、旅行会社中心ではなく、一般旅行者の経験、思い出、趣向が、さらに重要になるだろう」とし、「その経験がよりよく伝えられ、その中で収益も創出できるよう、旅行者の立場でサービスを持続的に発展させていきたい」と明らかにした。

今回の投資を担当したNewborn Venturesのイ・グンウン代表は「グローバルOTA市場では、すでに有名人でなくても旅行経験を共有し、これを収益化するビジネスモデルが急激に成長している」とし、「MomentStudioは、このようなグローバル市場に適合する初の韓国OTA企業である。同社のサービス”3hoursahead（三時間前）”は、旅行者とクリエイター、そして中小旅行企業の両方に、新たな利益を提供できるという点で、韓国OTA市場に新たな活力源としてその成長が非常に期待される」と述べた。

原文：https://platum.kr/archives/215990