「実際に韓国で働いている方のお話がもっと聞きたい!」というお声を頂き、韓国で働く日本人はもちろん、既に日本人を採用されている企業にお話を伺うインタビュー記事を連載することになりました。
第一弾は、韓国だけでなく世界に向けてオールインワンデザイン編集プラットフォーム「ミリキャンバス」とPODプリンティングサービス「ビズハウス」を運営している株式会社ミリディー!
今回はミリディーの日本事業開発チームで働くオオカワさんと、HRのイェウンさんにお話を伺ってきました。
まずは株式会社ミリディーで働く日本人、オオカワさんからお話を伺っていきます!

自分の強みを活かせるのは日本 or 韓国?
Q. まずは韓国に来たきっかけを教えてください。
A. ありふれた理由ですが…韓国ドラマが大好きで韓国語を日本で2年くらい勉強していたんですが、韓国に住んで生きた韓国語を勉強したい!という思いで4年勤めた会社を辞めて韓国の語学堂に留学しに来ました。
Q. そのまま韓国で働くことを決めた理由は何ですか?
A. 語学堂を卒業後、もっと韓国語を学びたい!という気持ちから、韓国の大学院に進学しました。
日本で仕事をすることも考えたのですが、韓国で日本人として働いた方が、自分の今までの経験や自然に身についている日本文化への理解や感性を活かせると思ったので、韓国での就職を選びました。外国人は「ネイティブが最大の強み!」と言われるだけあって、仕事においてもネイティブならではの感覚や知識が役立っていると感じます。
Q. 現在の会社以外にも韓国で就職された経験はありますか?
A. 今の会社に就職する前はインターンとして別の企業で働いていました。その時は求職ビザで働いていたのですが、なかなか就労ビザの申請を進めてくれないのに業務だけは膨大に増えていったので、転職を決意しました。
Q. 今の会社はどうやって見つけましたか?
A. 転職活動を始めようと思っていた時に、偶然[외국인 유학생 채용 박람회](外国人留学生採用博覧会)のお知らせがメールで届き、そのサイトを見ていた時にミリディーを見つけました。
元々ミリキャンバスの名前は聞いたことがあったんですが、事業内容にとても興味を持ったので応募しました。
Q. 転職される時は何ビザを保有していました?
A.求職ビザでした。求職ビザの制約だったり、就労ビザの条件など、ビザのことはきちんと自分で調べていたので、ミリディーで就労ビザを出してもらう時にも役に立ちました。

Q. 応募したポジションはご自身の経歴に関連性がありましたか?
A.日本の経歴に関しては、直接的に関連はしていないと思います。元々マーケティングの経験もなければ、韓国でバイトもしていなかったので就職活動は本当に大変でした。
韓国でマーケティングの経験を積みたい!と思ったので、条件はあまり良くなかったのですが、6ヶ月インターンをしました。
今はこの6ヶ月にとても感謝しています。たかが6ヶ月ですが、「韓国の会社で少しインターンをしていました」という方が明らかに面接時の反応が良くなったんです。
それに韓国企業を経験することで、会社で使用するツールやパソコン、SNSマーケティングについて勉強できたのも良かったです。
Q. 就職活動中はどんな準備をされましたか?
A.
・大学の就職センターに通う
・外国人の就職サポート講座を聞きに行く(大学で開催しているところが多いです)
・外国人向けの就職博覧会に行く(외국인 유학생 채용 박람회<外国人留学生採用博覧会>)
・就職サイトに登録する(원티드(wanted), 사람인(saramin), 인크루트(Incruit), 잡코리아(JOBKOREA)
・企業分析と職務分析をした上で自己紹介シートを作成
・잡플래닛(Jobplanet)で面接後記をチェックして、今まで受けた質問に対する答えを準備
・面接をとにかく受けまくる
・面接後は聞かれた質問を書き出して、反応が良くなかった時などは「こう答えておけば良かったなぁ」の反省ノートを作って次に生かす
回り道をしても自分の理想に近づく努力をし続ける
Q.では、これからは現在のお仕事や会社についてお伺いします。どういったお仕事をされていますか?
A.ミリキャンバスの日本担当として、マーケティング・事業開発・テンプレート戦略を行っています。
マーケティングは現在はアフィリエイト広告やコンテンツマーケティングを担当、事業開発では、新規取引先の発掘やユーザー拡大のため、韓国人の同僚のサポートをしています。テンプレート戦略は市場調査を行い、デザインチームに伝達したり翻訳作業をしたりしています。
Q.チームの構成を教えてください。
A.事業開発&テンプレート戦略のメンバーは韓国人3名、日本人2名、そしてCS担当としてもう1名日本人がいます。
Q.仕事をする上で、どのくらい韓国語を使っていますか?
A.最近は日本語6割、韓国語4割ほどです。会議や社内チャットは全て韓国語でやり取りしていて、取引先は全て日本なので日本語です。
Q.日本人として韓国企業で働くことの難しさは何ですか?
A.日本と韓国はどうしても文化が似ていると思われがちなので、文化の違いに気付かれにくく、その違いを説明して説得することに難しさを感じます。
CSに対して他国よりもはるかに厳格で慎重な点、心に響くフレーズの違い、デザインの違いなど…説得する時は個人の考えにならないようにアンケート結果や事例などを元に説明する事を心がけています。

Q.日本人社員からみた会社の雰囲気は?
A.会社には外柔内剛の方が多いと思います!
皆さんとても優しくて穏やかな方が多いですが、心の中には熱い思いを持っていて、会議でもより良いサービスを目指して討論している姿をよく目にします。本当に自社のサービスを愛しているんだなぁと感じます。
Q.今後どのように成長していきたいですか?
A.この会社でマーケティングと事業開発のキャリアを積んで、ミリキャンバスを日本に広めることが目標です!
ミリキャンバスはターゲット層が広い分、潜在層が多いので、そこにうまくアプローチして潜在層をどんどん開拓してマーケティングと事業開発で大きな成果を残したいです。
Q.現在同じチームで働く方を募集中ですが、一緒に働きたい人材像はありますか?
A.この会社にマッチしてそうな人材で言うと、「現状維持ではなく、積極的に何事にも常により良い方法はないか?と模索して、行動に移せる人材」です。同僚にもそのようなタイプの人が多いです。
あとは日本語がネイティブであることはもちろん、きちんと日本の感覚を持って働ける方であるといいなと思います。
Q.最後に、韓国で就職・転職に臨む日本人の方にアドバイスをお願いします。
A.就職活動中は韓国に住んでいる他の日本人に比べて自分が劣っているような気がして自信を失ったり、たくさん挫折もしました。韓国での実務経験がないことを面接で指摘され、圧迫されたこともあります。
韓国での社会経験がないのがネックだったので、初めての職場は勉強させてもらう気持ちで条件に合わずとも就職しました。いきなりレベルアップは難しいので、回り道をしても少しずつレベルアップして、理想の自分に近づければいいなと思っています。努力は決して無駄にならないですし、人生において無駄な経験なんて一つもありません。私もまだまだ韓国での社会人生活が浅いので、辛いことが沢山あると思いますが、心折れることなく最後までお互い頑張りましょう!
第一弾のミリディーオオカワさん編、いかがでしたか?
実際に韓国で就職をしたオオカワさんのお話を聞きながら、就職を勝ち取った裏側には人知れぬ努力が沢山あり、ビザも転職のための企業研究も準備がどれだけ大事なのかという事を改めて思い知らされました。
次回はHR担当者イェウンさんへのインタビューをお届けします!
更新をお楽しみに!
ミリディーについてもっと詳しく知る👀:https://www.wanted.co.kr/events/good_company02
※本記事は株式会社Wantedにより提供されました。