月ごとに、韓国スタートアップの資金調達TOP15と現況をお届けいたします!
韓国スタートアップ資金調達TOP15
韓国スタートアップ現況
💰10月の資金調達総額5,138億5,000万ウォン、件数147件 共に前年同月比増
10月にスタートアップが調達した資金は5,138億5,000万ウォン(約569億2,800万円)、投資件数は147件だった。これは前年同月比で金額は113%、件数は77%上昇した数値で、投資環境が昨年に比べて大幅に改善されたことが分かる。また、6月から5ヶ月連続で5,000億ウォン(約554億円)以上の投資金が流入しており、残りの2ヶ月も現在のような流れが続くものと予想される。
👕最も多くの資金を調達したのはABLY Corporationで1,000億ウォン
最も多くの資金を調達したのはABLY Corporation(エイブロー・コーポレーション)で、1,000億ウォン(約110億8,000万円)だった。これに、メディアコマースIRIS BRIGHT(アイリスブライト)が600億ウォン(約66億4,800万円)、エネルギー投資プラットフォームH ENERGY(エイチ・エネルギー)が400億ウォン(約44億3,100万円)で続いた。そのほか、エンターテックのMAKESTAR(メイクスター)が300億ウォン(約33億2,300万円)、AI検索サービスのLiner(ライナー)も270億ウォン(約29億9,100万円)の資金を調達し、投資TOP5に入った。
🪙投資集中現象が緩和、100~600億ウォン規模から1,000億ウォンの大型投資まで
10月は1,000億ウォン(約109億7,400万円)台の大規模投資と共に、100~600億ウォン(約10億9,700万~65億8,600万円)規模の投資もあり、投資集中現象が緩和した。成長段階の投資件数率は小幅に減少したが、下半期は大幅な下落なく一定の比率を維持している。韓国政府の支援金の比重が40%に迫る中、R&D支援を受けるディープテック企業も増加し、支援金は依然、初期企業にとって重要な役割を果たしている。
👛分野別ではコンシューマーテックに最も多くの資金が流入
分野別では、コンシューマーテックに最も多くの資金が流入した。B2Cプラットフォーム2社に大規模な投資が集中した。新薬バイオ分野への投資も増え、バイオ・ヘルスケア分野には1,000億ウォン(約110億8,000万円)以上の資金が流入した。韓国内の有望AIソリューション企業の多くで投資のニュースがあり、ソフトウェア領域も投資上位圏に入った。
この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피)」が発行する「月間スタートアップレシピ(월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。
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