注目すべき韓国のスタートアップの資金調達状況を、月ごと及び分野別に詳しく取り上げます!
目次
💆ビューティー:BEST INNOVATION
設立:2019年
分野:コンシューマーテック
HP:http://www.bestinnovation.co.kr/kr/
230億ウォンのシード資金調達、3,000万ドルの輸出を目指す
BEST INNOVATION(ベストイノベーション)が230億ウォン(約24億円)のシード資金調達をした。同社は2019年に設立し、スキンケアブランドKopher(コペル)と、健康機能食品ブランドANDO(アンド)を運営し、プレミアムエステティック製品を韓国内外で流通しているスタートアップだ。日本のQoo10(キューテン)と楽天で化粧品販売1位となるなど、世界市場で注目されている。BEST INNOVATIONは今回の資金を活用し、米国や日本、中東、インドネシアなど、海外市場の拡大を本格化させ、ビューティーデバイスの発売及びビューティープラットフォームの立ち上げを計画している。これを通じ、2025年までに3,000万ドル(約45億990万円)の輸出を目指す。
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💬ビジネスメッセンジャー:Channel Corporation
設立:2014年
分野:ソフトウェア
280億ウォンの資金調達、グローバル進出と製品の高度化へ
Channel Corporation(チャネルコーポレーション)が280億ウォン(約29億2,700万円)の資金を調達し、累積調達金400億ウォン(約41億8,000万円)を確保した。2014年に設立したChannel Corporationは、オールインワンビジネスメッセンジャー「Channel Talk(チャンネルトーク)」を運営している。顧客相談、マーケティング、コラボレーションソリューションを統合したB2B SaaSプラットフォームを提供し、中小・中堅企業(SMB)を対象にリアルタイムの顧客コミュニケーションと購買転換率の向上を支援している。Channel Talkは現在、世界22カ国で6万の顧客企業を抱えており、急成長している。調達金を通じてグローバル進出と製品の高度化を推進する計画だ。
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💊マイクロバイオーム治療薬開発:Liscure Bioscience
設立:2018年
分野:バイオ/ヘルスケア
HP:https://www.liscure.bio/kr/
200億ウォンの資金調達、今年末の上場目指す
Liscure Bioscience(リスキュアバイオサイエンス)が200億ウォン(約20億9,000万円)の資金調達に成功し、累積資金400億ウォン(約41億8,000万円)以上を確保した。マイクロバイオーム治療薬の開発会社として、2018年に設立。微生物ベースの免疫抗がん注射剤と経口型マイクロバイオーム治療薬を開発しており、LMT(LISCure Microbiology-basedTechnology)プラットフォームを通じて新薬候補物質を発掘している。今回確保した調達金を新薬開発に集中的に活用する計画で、ファーストトラック指定を受けた肝疾患治療剤「LB-P8」に対する患者投薬を本格的に開始する予定だ。また、韓国内外の売上創出を基盤に、今年末の上場を目指している。
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👛超簡易統合事前精算サービス:allra fintech
設立:2019年
分野:フィンテック
120億ウォンの資金調達、既存サービス高度化へ
allra fintech(オーラフィンテック)が120億ウォン(約12億5,400万円)の資金を調達し、累積調達金165億ウォン(約17億2,000万円)を確保した。同社は、オンラインショッピングモールでの販売者の精算遅延問題を解決する超簡易統合事前精算サービス「allra(オーラ)」を提供するフィンテックスタートアップで、2019年に設立。従来は最大2ヶ月かかっていた精算期間を大幅に短縮させた。KB国民カードが90億ウォン(約9億4,000万円)を投資して2大株主に浮上。シンガポール、ベトナムなど海外の投資会社からも資金調達に成功した。今回の調達金を活用してチームの拡大と人材獲得を図り、既存サービスの高度化とともに、伝統的な卸小売流通市場などに事業領域を拡大する計画だ。
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🏭スマートファクトリーソリューション:SIZL
設立:2016年
分野:製造
237億ウォンの資金調達、今年下半期にKOSDAQ上場予備審査の申請計画
SIZL(シズル)が237億ウォン(約24億7,000万円)の資金を調達し、550億ウォン(約57億4,000万円)の企業価値が認められた。同社は2016年に設立の、スマートファクトリーソリューション企業。バイオ、医療機器、ロボット、化学など、様々な産業群で蓄積してきたデータを基に、生産管理システム(MES)とプレスモニタリングシステム(PMS)を結合した統合プラットフォームとして、製造工程を効率化させるソリューションを提供している。高価な設備を導入しなくてもスマートファクトリーの転換効果を出すことができるソリューションだ。早ければ今年下半期にKOSDAQ(コスダック)上場予備審査を申請し、来年、証券市場入りするのが目標だ。上場主管はKB証券が引き受けた。
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👾ブロックチェーンゲームの開発:ONEUNIVERSE
設立:2019年
分野:メディア/コンテンツ
HP:https://www.oneuniverse.co.kr/
100億ウォンの資金調達、Web3エコシステムの構築とゲーム開発に注力へ
ONEUNIVERSE(ワンユニバース)が100億ウォン(約10億4,500万円)の戦略的資金調達をした。同社は2019年に設立したブロックチェーン及びメタバース専門のスタートアップで、次世代ターン制RPGゲームチャンピオンズアリーナに対するグローバルサービスを通じて、ブロックチェーンゲームの開発などを手がけている。Web3関連の特許を多数有し、メタバースとバーチャルプラットフォーム技術の開発にも力を入れている。KOSDAQ上場会社ACTION SQUARE(アクションスクエア)が投資し、ONEUNIVERSEはこれを通じて韓国本社とベトナムホーチミンの開発スタジオを中心にWeb3エコシステムの構築とゲーム開発に集中する計画だ。
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⚡炭素ゼロ動力システム:AMOGY
設立:2020年
分野:環境/エネルギー/持続可能性
820億ウォン規模の資金調達、技術の商用化を加速化へ
AMOGY(アモジー)が820億ウォン(約85億7,000万円)規模の資金を調達し、累積調達金3,947億ウォン(約412億5,000万円)を達成した。2020年にマサチューセッツ工科大学(MIT)出身の韓国人4人が米国ニューヨーク・ブルックリンに設立したAMOGYは、アンモニアを水素燃料電池システムに転換する技術を開発している、エネルギースタートアップだ。アンモニアを水素燃料電池の燃料として活用する独自のクラッキング技術を有している。液体アンモニアを水素と窒素に分解した後、分離された水素を燃料電池に注入して炭素排出が全くない高性能電力を生産する技術を持つ。これを活用して船舶・トラック・農機などに炭素ゼロ動力システムを提供している。AMOGYは今回の調達金で、海運及び分散発電用電力の生産など、主要市場での技術の商用化を加速化させるほか、研究開発力を強化する計画だ。
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この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피)」が発行する「月間スタートアップレシピ(월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。
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