月ごとに、韓国スタートアップの資金調達TOP15と現況をお届けいたします!

韓国スタートアップ資金調達TOP15

韓国スタートアップ現況

💰投資金は2,708億7,000万ウォンで前月比減、下落傾向続く

2月にスタートアップに流入した投資金は2,708億7,000万ウォン(約276億6,900万円)で、前月より下落した。2024年が上昇傾向でスタートしたのとは対照的に、2025年は下落しており、この流れは2月も続いた。特に投資金が2,000億ウォン(約200億円)台まで落ち込んだのは、2023年10月以来だ。投資件数も100件に満たなかった。

💉最も多くの資金を確保したのはHealing Paperで428億ウォン

美容医療プラットフォームのカンナムオンニを運営するHealing Paper(ヒーリングペーパー)が428億ウォン(約43億7,200万円)の資金を調達し、最も多くの調達金を確保した。これに、手術機器製造のLivsMed(リブスメッド)が360億ウォン(約36億7,000万円)、JLT(ジェイエルティー)が230億ウォン(約23億4,900万円)を調達してTOP3に入った。

🏋️ヘルスケア分野に多くの資金流入  ソフトウェア、製造分野も投資家の高い関心

TOP2が全てヘルスケア分野であることから分かるように、ヘルスケア分野に最も多くの資金が流入した。バイオ、医療機器、医療AIなど、TOP10中でも、分野別ではヘルスケアが最もランクインした。そのほか、ソフトウェア、製造分野への関心が高く、B2Cプラットフォームに対する投資も増加した。一方、フィンテック分野のスタートアップへの投資はなく、これは、ここ数年間にわたってフィンテック分野に集中していた投資の関心度が大きく低下したことをうかがわせている。

🪙初期投資が中心、シリーズB以上は全体の10%にも満たず

投資金は前月比1,000億ウォン(約100億円)以上減少し、100億ウォン(約10億円)台以上の資金を調達した企業も大きく減った。初期投資が中心となる中、シリーズB以上は全体の10%にも満たなかった。また、最大投資金額も500億ウォン(約50億ウォン)に及ばないレベルで、投資規模、件数ともに下落傾向にある。

🌎海外投資会社の韓国市場への関心度は依然、限定的

国策金融機関の投資が減少した中、初期投資会社、成長段階のベンチャーキャピタルなどが活発に投資活動を続けた。中でも、2月に最も多くの資金を調達したHealing Paperに、主要な投資家が多く投資に参加したことは注目に値する。米国に設立したACT-ion(アクト・アイオン)、Pickle AI(ピックルエイアイ)などがグローバル投資会社から関心を得たが、韓国内のスタートアップに新たに関心を寄せるグローバル投資会社はなく、海外投資会社の韓国市場への関心度は、依然として限定的なことがうかがえる。

💹Orum Therapeuticsが上場果たす

2月にはDunamu(トゥナム)、Remember(リメンバー)など、スタートアップの大規模な吸収が注目を集めたほか、バイオ分野で注目度が高いOrum Therapeutics(オルムテラピュティクス)が無事に上場を果たし、初日に株価が大幅に上昇した。


この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피)」が発行する「月間スタートアップレシピ(월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。

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