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【3月資金調達現況】韓国スタートアップレシピ:バイオ・ヘルスケア分野|月間スタートアップレシピ

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この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피)」が発行する「月間スタートアップレシピ(월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。

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バイオ・ヘルスケア分野:2024年3月資金調達現況

hutom(ヒュートム)

205億ウォンの資金調達、韓国内外の営業、事業拡大を推進

手術用AIプラットフォームのhutom(ヒュートム)が205億ウォン(約23億1,500万円)の資金を調達した。hutomは、世界最多のロボット胃がん手術執刀記録を持つ延世(ヨンセ)大学病院のヒョン・ウジン教授が2017年に設立した。2022年の投資当時に認められた企業価値は1,000億ウォン(約112億9,400万円)だ。様々な医療ビックデータを基盤に手術成功率を高めるための統合手術プラットフォームとして、ロボット・腹腔鏡手術患者の個別対応ナビゲーション(RUS)、手術動画AI分析システムなどで構成する。現在、hutom統合手術プラットフォームはソウル市にある江南(カンナム)セブランス病院で使用されており、今年中に大学病院に供給する計画で、調達金は韓国内外の営業、事業拡大に活用する予定だ。最近では、KOSDAQ(コスダック)上場を推進するために上場主幹事会社を選定した。

AI TRICS(エイアイトリックス)

271億ウォンの資金調達、技術の高度化や新製品開発に活用予定

医療AI企業AI TRICS(エイアイトリックス)が271億ウォン(約30億6,100万円)の資金を調達した。AI TRICSは2016年に設立し、患者の状態悪化予測AIソリューションであるAITRICS-VC(バイタルケア)を開発した生体信号ベースの専門医療企業だ。入院患者の状態をリアルタイムでモニタリングし、敗血症、死亡、心停止などの状態悪化を早期に予測する医療AIソフトウェアで、19種類のデータを分析して異常徴候が予測できる。現在、江南セブランス病院、高麗(コリョ)大学安岩(アナム)/九老(クロ)病院など40の病院に導入されている。今回の資金は、技術の高度化、新製品の開発、米FDAの承認に活用する計画だ。

algocare(アルゴケア)

150億ウォンの資金調達、B2B市場のシェア拡大に活用へ

AIベースのヘルスケアスタートアップAlgocare(アルゴケア)が150億ウォン(約16億9,400万円)の資金を調達した。2019年に設立したalgocareは、個別対応の栄養管理ソリューションを提供し、主力サービスは企業向け栄養管理サービスであるAlgocare at Work(アルゴケア・アット・ワーク)だ。AIを通じてユーザーの健康データを分析し、IoT(モノのインターネット)家電であるニュートリションエンジンでカスタマイズされた栄養剤を配合して提供する。現在、LGエネルギーソリューションなど大企業を含む約40社の顧客を確保している。調達金は企業間取引(B2B)市場のシェア拡大に活用する計画だ。




/media/KORIT編集部
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