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「韓国人が好むか」...8,000ウォンのキム・ユジョンの服攻勢にも「Kファッション」求める

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「韓国人が好むか」...8,000ウォンのキム・ユジョンの服攻勢にも「Kファッション」求める

中国のEコマースプラットフォームによる韓国市場の攻略が続く中、韓国のファッションプラットフォームが配送・品質・コンテンツなどの強みを打ち出して競争力強化に乗り出している。特に最近、MUSINSA(ムシンサ)はファッションプラットフォームとして初めてモバイルアプリのインストール規模を示す「アクティブデバイス」1000万台を記録し、C-コマース攻勢の中で際立った存在感を見せている。

MUSINSAがモバイルビッグデータプラットフォーム企業IGAWorks(アイジーエイワークス)のデータ分析ソリューション「Mobile index INSIGHT(モバイルインデックスインサイト)」を調査した結果、先月現在でMUSINSAのモバイルアプリのアクティブデバイスは約1022万台だった。これは、2大モバイルオペレーティングシステム(OS)であるアンドロイド(Android)とアップル(Apple)のiOSでMUSINSAのアプリがインストールされた端末を集計したものだ。

MUSINSAは顧客層を多様化するため、様々なファッションブランドとカテゴリー領域で△ビューティー△ブティック(ラグジュアリー)△キッズ(幼児・子供)△プレーヤー(スポーツ)などの専門館サービスを相次いでオープンした。Mobile index(モバイルインデックス)によると、MUSINSAのアクティブデバイスの年齢別調査で、2024年6月現在、30代、40代以上の前年同月比増加率はそれぞれ23.4%、22.6%に達し、新規流入が拡大していることが分かった。

MUSINSAの関係者は、「実力あるデザイナーブランドを持続的に発掘し、顧客が満足できる様々な特典とサービスを提供している」とし、「グローバル市場でもK-ファッションの影響力を拡大できるよう、入店ブランドとの共生を通じた同伴成長に力を注ぐ計画だ」と話した。

/写真提供=MUSINSA

ABLY(エイブリー)も先月の時点で月間アクティブユーザー数(MAU)が833万人となり、歴代月間最高記録を更新した。ABLYは今年4月に新たにウェブ小説、ウェブトゥーンサービスを本格的に立ち上げ、当初10分に過ぎなかったユーザー視聴時間を28分以上に大幅に増やした。現在、ロマンス・ファンタジー・ドラマなどのジャンルの作品を3000点以上有し、コンテンツコマースとしての存在感を強化している。

KakaoStyle(カカオスタイル)が運営するzigzag(ジグザグ)も、閑散期とされる6月全体の取引額が前年同期比約30%増加。閑散期も売上防衛に成功した。トレンドに敏感な20、30代女性客のショッピング需要を反映したカテゴリー拡大と配送競争力の強化などが業績上昇に寄与したとzigzag側は説明している。先月、美容カテゴリー「zigzagビューティー」の取引額も前年同期比165%に急増した。全国で翌日到着、ソウルと京畿(キョンギ)地域を対象に当日、早朝配送を行っている「直進配送」の6月の取引額も前年比2倍近い74%の成長率を示した。

専門家らは、SHEIN(シン)が最近、韓国市場に正式に進出したが、波及力は限定的で、むしろ韓国のプラットフォームが独自のコンテンツと多様な商品を拡大するきっかけになると予想している。亜州(アジュ)大学経営学部のイ・ジョンウ教授は、「韓国の消費者はファッションにおいて、トレンドにも敏感で、品質に対する基準も高い方だ」とし、「中国のEコマースが前面に押し出す低価格・低品質市場の限界を超えられないと思われる」と指摘した。



<画像=俳優キム・ユジョン/写真提供=SHEIN>

原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2024071113335024104



/media/UNICORN FACTORY
記事を書いた人
UNICORN FACTORY

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