スタートアップからユニコーン企業への成長を支援...韓国・京畿道「スタートアップウィーク」開催

スタートアップからユニコーン企業への成長を支援...韓国・京畿道「スタートアップウィーク」開催

• 30日～11月2日まで板橋スタートアップキャンパスで開催
• 技術セミナー・IR・起業コンテストなど様々なスタートアッププログラムも開催

スタートアップが、ユニコーン企業への成長の足がかりとする機会が得られるイベントが開かれる。

韓国・ソウル近郊の京畿道（キョンギド）は30日から来月2日まで板橋（パンギョ）スタートアップキャンパスでスタートアップと大・中堅企業、投資家、育成機関など起業エコシステムメンバーの交流の場である「京畿スタートアップウィーク」を開催する。

このイベントは、技術セミナー、投資説明会(IR)、起業公募展など様々なスタートアッププログラムを総合して大規模なカンファレンス形式で開催し、スタートアップのための週間として開かれる。また、京畿道内の優れた新興企業を発掘して投資家と相談の機会を提供し、専門家の講演や技術セミナーなどのプログラムも実施する。

30日の開幕式では、京畿道のイム・テヨン経済副知事が出席し、「大韓民国スタートアップ天国」を作るための京畿道民選8期のビジョンを共有する予定だ。基調講演は、△人工知能(AI)分野の権威であるKAIST（韓国科学技術院）のキム・ジニョン名誉教授の「AI能力と限界」△ソウル大学のチョ・ソンジュン教授の「ビッグデータが作り出す世界」△生成型AI分野の有望新興企業42Maru（フォーティートゥーマル）のキム・ドンファン代表の「説明可能な人工知能技術が変える未来の産業トレンド」などと続く。

「スタートアップトークコンサート」では、漢陽（ハニャン）大学のユ・ヨンマン教授、SEMIFIVE（セミファイブ）のチョ・ミョンヒョン代表、Mindlogic（マインドロジック）のキム・ヨンウ代表など、AI分野の専門家が登壇し、「テクノロジーとヒューマンライフ」に関するミニ講演と質疑応答の時間を設ける。

31日には、NVIDIA KOREA（エンヴィディアコリア）、Amazon（アマゾン）ウェブサービスコリア、韓国Microsoft（マイクロソフト）、SKなどグローバル企業の技術専門家が多数参加する中で技術セミナーセッションを開催。これを通じ、半導体、生成型AIなどグローバル技術トレンドについて学ぶことができる。

これと共に、優れた事業化課題を有する予備起業家と初期起業家を育成・支援する「2023変化と機会の景気起業公募」の決勝大会と投資カンファレンス、グローバルデー、技術起業投資説明会(IR)、クラウドファンディング投資説明会、再挑戦投資説明会なども開く予定だ。

京畿道ベンチャースタートアップ課のキム・ピョンウォン課長は「グローバル景気・株式市場の低迷が続く中、今回のイベントで京畿道内のスタートアップが危機を乗り越え、飛躍する機会を得ることに期待している」とし、「今後も『スタートアップ天国・京畿道』を作るために政策的支援を惜しまない」と話した。

詳細情報と事前登録は今月29日までに「京畿スタートアップ・ウィーク」の ホームページを利用するか、京畿道経済科学振興院スタートアップ支援チームに問い合わせる。

<画像=京畿道庁の全景>

原文：https://www.etnews.com/20231027000004