韓国・光州市長「『韓国AI半導体シリコンバレー』への成長建議」

韓国・光州のカン・ギジョン市長「光州、『大韓民国AI半導体シリコンバレー』への成長建議」

• 野党「共に民主党」指導部と予算政策協議会…地域懸案・国費事業議論

韓国南西部の光州（クァンジュ）市は先月30日午後、市庁舎の中会議室で、国政最大野党「共に民主党」と「2022年予算政策協議会」を開催した。地域の懸案解決と2023年国費の確保のため、積極的に協力していくことを確認した。

この日の予算政策協議会に光州市からは、カン・ギジョン市長、ムン・ヨンフン行政部長、キム・グァンジン文化経済部長をはじめとする主要幹部らが出席した。

「共に民主党」からは、イ・ジェミョン党代表、パク・ホングン院内代表、ソ・ヨンギョ、イム・ソンスク最高委員、キム・ソンファン政策委員会議長、「真に良い地方政府委員会」のヤン・スンジョ委員長、ハン・ミンス報道官、予算決算特別委員会のウ・ウォンシク委員長、パク・チョン同委員会幹事、チョン・ジュノ秘書室長が出席した。

光州市党からは、イ・ビョンフン同党委員長をはじめ、ソン・ガプソク、ユン・ヨンドク、チョ・オソプ、イ・ヒョンソク、イ・ヨンビン国会議員など地域委員長とチョン・ムチャン同市議会議長、チョン・ムンソン、ソン・ナムス地域委員長職務代行が出席した。

光州市と「共に民主党」は地域の主要懸案を解決するための政策支援事項と、2023年国費予算の確保案、党レベルの支援案について議論した。

この日、カン市長は「大韓民国シリコンバレー」に飛躍するための人工知能(AI)半導体特化団地の造成などを要請した。

カン・ギジョン市長は「光州が名実共にAIの先導都市となり、『大韓民国シリコンバレー』に成長するために、AI集積団地を高度化し、AI半導体特化団地の造成のための国費支援に高い関心と協力が必要だ」と強調した。

この日、カン市長は地域の均衡発展のため、南西部の行政区の全羅南道（チョルラナムド）と協力する方針も改めて確認した。

カン市長は「千年の歴史を共にした光州と全南（全羅南道）は、和順（ファスン）の東福（トンボク）ダム、共同革新都市の基金をめぐる問題など、共生を通じて地域の問題を解決してきた」とし、「民選8期共生1号事業である半導体特化団地の造成など、より大きな光州、より大きな全南のために超広域協力に賛同を集めた。皆さんには光州と全南の新たな変化のために結集してほしい」と呼び掛けた。

＜光州のカン・ギジョン市長が30日、市庁舎中会議室で開かれた「共に民主党」湖南（ホナム）圏予算政策協議会に参加して挨拶をしている＞

これにイ・ジェミョン党代表は「地域の均衡発展を通じて首都圏のみならず、地域が共に暮らす大韓民国をつくっていく」と話した。

パク・ホングン院内代表は「光州の声を予算審議過程に反映していく」とし「まず政府が一方的に削減した地域通貨の予算問題を党の名誉をかけて復活させ、AI事業、未来モビリティ国家のための産業団地の造成など、国費事業も確実に後押ししていく」と述べた。

この日、市は政策案として△国家主導の軍空港移転のための法案整備△光州・全南に半導体特化団地の造成△光州に未来自動車国家産業団地の造成△国家支援型複合ショッピングモールの誘致支援△アジア文化中心都市の造成事業・国費支援の拡大など計5件を「共に民主党」に建議した。

また、△AI中心産業融合集積団地の造成△未来車転換に伴う中・小部品メーカーの能力強化 △未来車部品のメタファクトリー転換支援及び実証 △AI革新成長支援センターの建設 △電気自動車(EV)基盤のモビリティ実証クラスターの構築 △ヘルスケアビッグデータプラットフォーム基盤のAIスタートアップの育成 △走行条件別の認知性能向上のためのセンサー検証データ確保・技術開発など、主要事業の国費確保のため、積極的に協力することを要請した。

写真：カン・ギジョン光州市長が30日、市庁舎の中会議室で開かれた「共に民主党」湖南圏予算政策協議会に参加し、イ・ジェミョン党代表ら参加者たちと記念撮影をしている

原文：https://www.etnews.com/20221001000007